世界中の女子サッカーを応援する新たな取り組み「SHARE YOUR GAME」

世界最大級のサッカーライブ配信プラットフォーム、マイク―ジューが女子サッカーを応援する新たなグローバルキャンペーン「#SHAREYOURGAME（試合をシェアしよう）」を発表しました。このキャンペーンでは、女子サッカー選手が自らの試合を親しみやすく共有できることを目指し、全世界のファンにもその情熱を伝える取り組みが展開されます。

キャンペーンの意義とアプローチ

このキャンペーンの中心を担うのは、日本を代表する選手、近賀ゆかり（35）選手です。彼女は、2011年のFIFA女子ワールドカップでの優勝経験を持ち、数々の業績を残してきました。近賀選手は現在、なでしこリーグ2部のオルカ鴨川FCに所属。彼女が手がけたキャンペーン動画では、彼女のサッカーへの情熱とそのメッセージが全世界に発信されます。

具体的には、選手やクラブが自ら試合をライブで世界中に無料配信できるアプリが開発されており、このプラットフォームを通じてファンと選手のつながりを深めることが期待されています。近賀選手の他にも、アメリカ・タイ・ブラジルから各国の女子選手がアンバサダーに起用されています。

各国のアスリートに迫る

アメリカからは、マリア・バークリー選手が参加。彼女はNCAAナショナルチャンピオンシップを制覇した選手であり、膝の怪我から奇跡の復活を遂げたことでも知られています。タイのカンジャナ・サンヌン選手は、58試合出場のキャプテンとして、2019年のワールドカップでは唯一のゴールを決めています。そしてブラジルの53歳現役選手ナンシー選手は、偏見に立ち向かいながらも、今もなお現役でフィールドに立ち続けています。これらの選手たちが物語る情熱に共感すれば、女子サッカーのさらなる発展に寄与できるかもしれません。

キャンペーンの背景と期待

本キャンペーンは、女子サッカーの認知度を向上させたいという強い思いから始まりました。イベントや大会の時だけに注目されがちな女子サッカーですが、選手個々のスキルや情熱に目を向け、継続的な盛り上がりを築いていくことが求められています。

特に女子サッカーの復興を目指す辻翔子（つじしょうこ）氏は、参加選手たちの情熱を発信し、それを見た多くの観客が女子サッカーに興味を持つことを願っています。マイクージューのCEO、ペドロ・プレサ氏の言葉にも「女子サッカーは我々のDNAである」との強い意志が表れています。これまで放送されることのなかった試合にも光を当て、多くの女性たちがサッカーを志すきっかけを創出することを目指しています。

未来を見据えたアプローチ

マイク―ジューは、今シーズン中に190以上の大会における3,000以上の女子サッカーの試合をライブ配信しています。「SHAREYOURGAME」キャンペーンを通じて、視聴者には女子サッカーの魅力を知ってもらい、より多くの観客を呼び入れることが期待されています。

本取り組みは、ただのスポーツ振興にとどまらず、選手たちとファンが共有するプラットフォームを築くものです。女子サッカーに参加する皆さんが、その情熱をシェアし合い、サッカーというスポーツをより身近なものとして感じることができるよう願っています。