板橋区に誕生した新しい児童書売場「みらいやの森」の魅力
東京都板橋区のイオン板橋ショッピングセンター4階に、新たな児童書売場「みらいやの森」がオープンしました。このプロジェクトは、板橋区、未来屋書店、女子美術大学の三者による産学官連携の取り組みとして実現しました。今回はこの新しい売場の魅力について詳しくご紹介します。
「絵本のまち板橋」の理念
板橋区は、「絵本のまち板橋」をブランドとして推進し、地域の文化です。美術館やボローニャ絵本館など、絵本に関連する施設が多く存在する板橋区は、子どもたちに「読書の楽しさ」を伝えるための環境を整備しています。このような背景を受けて、未来屋書店が地域に根ざした新しい形の書店を目指し、「みらいやの森」が誕生しました。
みらいやの森の特徴
「みらいやの森」では、絵本や児童読み物、学習書などが揃い、子どもたちに学びと読書の喜びを提供します。特に注目したいのは、小さなお子さまと本を選ぶためのスペースが用意されていることです。ここでは親子でゆったりと本選びが楽しめます。
また、店舗内の大型モニターではオンライン読み聞かせが行われており、スマートフォンを使って自宅からも視聴できるため、いつでも良質な読み聞かせ体験が可能です。このように、現代のライフスタイルに合わせた利用スタイルを提案しています。
内装デザインのこだわり
「みらいやの森」の内装デザインは、女子美術大学の学生たちによって手がけられました。デザインテーマの監修は、著名な絵本作家である三浦太郎教授が担当し、学生たちのクリエイティブなアイディアをもとに完成しました。具体的には、板橋区に住むハクセキレイが街を巡り、象徴的な場所である「いたばしボローニャ絵本館」にたどり着くデザインが施されています。このデザインにより、地域の物語が空間に生き生きと表現されています。
未来屋書店の取り組み
未来屋書店は、地域に密着した店舗として、文化的な役割を果たすことを目指しています。蔵書数は10万冊を超え、絵本、児童書だけでなく、ゲーム雑貨やアニメ関連商品も扱っています。すべての訪問者にとって、ここでしか味わえない新しい体験を提供しています。今後も、人気コンテンツのPOP-UP SHOPやイベントの開催が予定されています。
地域のハブとしての役割
「みらいやの森」は、板橋区の地域コミュニティのハブとなることを目指しています。子どもたちの読書推進に貢献し、親子で楽しめる場所を提供することで、地域の活性化にもつながります。これからも「絵本のまち板橋」の理念を大切にしながら、訪れる人たちに愛される書店となることでしょう。
まとめ
板橋区の新たな児童書売場「みらいやの森」は、地域の文化に寄り添い、子どもたちの未来に向けた学びの場を提供しています。親子で楽しめる素敵な空間として、ぜひ訪れてみてください。
【施設概要】
【名称】未来屋書店 板橋店
【住所】東京都板橋区徳丸2-6-1 イオン板橋ショッピングセンター4F
【電話番号】080-4800-6208
【営業時間】9:00~22:00