充実した未来を見据えた新たな拠点『萩開発センタ』の開設
2024年10月3日、エイチ・シー・ネットワークス株式会社が山口県萩市にサテライトオフィス「萩開発センタ」の開所式典を実施しました。この開所式典には、山口県産業労働部企業立地推進課の森光友憲課長や萩市の田中文夫市長をはじめとする幹部職員が出席し、新たな地域づくりのスタートを祝いました。式典は、旧萩藩校明倫館にある萩・明倫学舎本館の多目的復元教室にて執り行われました。
現在、日本は少子高齢化や地方創生など多くの課題に直面しています。特に地方都市では、人口減少が進み、地域経済の活性化が求められる中で、ITエンジニアを中心としたサテライトオフィスの開設は、地域活性化の一助となることが期待されています。地方での仕事環境によって、若者が地元に残りやすくなることが目指されています。
地域貢献を目指す開発センター
開発センタの主な目的は、地元人材の採用・育成、地域産業の振興への貢献です。エイチ・シー・ネットワークスの社長である田中宗は、式典で地域とのつながりを強調し、地元の人材を発掘し、育成することが今後の企業成長に必要不可欠であると述べました。今後は、若いIT技術者の育成を通じて、地域の雇用創出にも寄与していきたい考えです。
式典では、山口県の森光課長が「この開発センタ設立は、山口県が目指すデジタル化や人材育成に向けた新たな取り組みだ」と祝辞を述べ、今後の事業展開に期待を寄せました。また、田中市長も「IT企業の誘致を通じて、若者の移住・定住を促進している萩市にとって、このセンタの開設は大変喜ばしい」との言葉を表し、期待感を示しました。
主な事業内容
『萩開発センタ』では、以下のような活動が計画されています。
1.
自社製品「Adapterシリーズ」の開発 - オリジナルのIT製品を多様に展開し、技術力を高めます。
2.
IT関連企業の誘致 - 地元の他企業との連携を強化し、協業によるビジネス拡大を目指します。
3.
ユーザーイベントの開催 - 地元の人々や企業とつながる機会を提供し、地域経済の活性化に寄与します。
4.
働き方改革に関連するソフト開発 - 未来の働き方を模索し、地域に合ったサービスを展開します。
萩市と「明倫学舎」
当センタは、旧萩藩校明倫館があった地に位置しており、この場所自体が地域の歴史と教育の中心でした。旧明倫小学校の木造校舎は、国の登録有形文化財に指定されており、改修された「萩・明倫学舎」では観光インフォメーションやミュージアムも併設されています。観光起点としても地域に貢献できる施設です。
エイチ・シー・ネットワークスについて
エイチ・シー・ネットワークスは1981年の創業以来、ITインフラビジネスで培った技術力を活かし、高品質なネットワークの提供に努めています。社員が働きやすい環境を整え、地域経済の発展に寄与するを目指し、地域の人々と共に未来を切り拓いていきます。詳細な情報は公式ウェブサイトで確認できます。
エイチ・シー・ネットワークス公式サイト
今後の萩開発センタが地域に与える影響と、企業の成長を注視していきたいと思います。