赤穂市太陽光発電設備に蓄電池導入
2023-05-10 14:00:04
再生可能エネルギー活用拡大!赤穂市の太陽光発電設備に蓄電池導入支援事業が採択
再生可能エネルギーの普及拡大に向けた取り組み:赤穂市の太陽光発電設備に蓄電池導入
兵庫県赤穂市にある太陽光発電設備において、大規模な蓄電池システム導入とFITからFIPへの移行を目的とした事業が、国や地方自治体による補助金事業に採択されました。本事業は、一般社団法人太陽光発電協会が運営・管理する設備を対象としており、日本エネルギー総合システム株式会社(JPN)が中心となって取り組みを進めています。
663kWhの大容量蓄電池システム導入
今回の事業では、蓄電容量663kWhの蓄電システムが導入されます。これは、家庭用蓄電池の数倍から数十倍にも相当する大容量で、安定的な電力供給に大きく貢献すると期待されています。導入される蓄電池システムは、太陽光発電で発電された電力を蓄え、電力需要のピーク時などに放電することで、電力系統の安定化や再生可能エネルギーの有効活用を促進します。
FITからFIPへの移行
FIT(固定価格買取制度)は、再生可能エネルギー発電事業者に対し、一定期間、固定価格で電力を買い取る制度です。一方、FIP(Feed-in Premium)は、市場価格に一定のプレミアムを加えた価格で電力を売電する制度です。JPNは、本事業を通じてFITからFIPへの移行を目指しており、市場価格の変動リスクを軽減しながら、より高い収益性を確保することを目指しています。
事業の目的と期待される効果
JPNは、この事業を通じて再生可能エネルギーの普及・拡大、ひいては脱炭素社会の実現に貢献することを目指しています。また、蓄電池システムの導入とFIPへの移行は、再生可能エネルギー事業の新たなビジネスモデル構築にも繋がる重要な一歩となります。
本事業は、経済的な側面だけでなく、環境面への貢献も期待されています。太陽光発電による発電量の増加と、蓄電池による電力供給の安定化は、化石燃料消費量の削減に繋がり、CO2排出量削減にも貢献します。さらに、地域経済の活性化にも寄与し、雇用創出や地域社会の発展にも繋がると期待されています。
日本エネルギー総合システム株式会社について
日本エネルギー総合システム株式会社は、香川県高松市に本社を置く企業です。再生可能エネルギー事業、住宅事業、新電力事業などを展開しており、持続可能な社会の実現に向けて積極的に取り組んでいます。今回の事業採択は、同社の高い技術力と豊富な経験が評価された結果と言えるでしょう。
まとめ
赤穂市の太陽光発電設備への大容量蓄電池システム導入とFITからFIPへの移行は、再生可能エネルギーの更なる普及拡大に向けた重要な取り組みです。日本エネルギー総合システム株式会社の取り組みは、脱炭素社会の実現に向けたモデルケースとして、注目を集めることでしょう。今後、本事業がどのように進展していくのか、そしてどのような成果を生み出すのか、注目して見守っていきたいです。
会社情報
- 会社名
-
日本エネルギー総合システム株式会社
- 住所
- 香川県高松市林町1964-1
- 電話番号
-
087-813-5908