ピエクレックスが鳥取の健康福祉祭に協賛
株式会社ピエクレックスは、健康と福祉をテーマにした「ねんりんピックはばたけ鳥取2024」に協賛することを決定し、7月10日に感謝状贈呈式が行われました。このイベントは、2024年10月19日から22日にかけて鳥取県で開催され、主に60歳以上の高齢者を対象とした多彩なプログラムが予定されています。
いよいよ開催!ねんりんピックとは
全国健康福祉祭、愛称「ねんりんピック」は1988年にスタート以来、毎年開催されてきました。このイベントは、スポーツや文化を通じて高齢者の健康維持や社会参加を促進し、長寿社会の形成を目指しています。「ねんりんピックはばたけ鳥取2024」のテーマは「咲かせよう 砂丘に長寿と笑みの花」。延べ40万人を超える参加が見込まれています。
贈呈式の様子と関係者のコメント
鳥取市役所で行われた贈呈式には、鳥取市の羽場副市長を始め、タマクラ大次社長などが出席し、感謝状の贈呈が行われました。羽場副市長は、40年前の国体以来の大規模な大会であると強調し、地域の職員たちも初の経験に緊張しながら準備を進めていると述べました。また、SDGs未来都市に指定された鳥取市として、地域との協力関係を深めることが重要であると語り、今後の付き合いを期待しています。
一方、ピエクレックスの玉倉社長は、同社が「電気の繊維」を製造するメーカーであることから、地域の循環社会の実現に寄与できる機会であると感じており、ねんりんピックの志と会社の理念が合致することを喜び伝えました。
ピエクレックスとは?
ピエクレックスは、村田製作所の圧電技術と帝人フロンティアの合成繊維技術を活用した新しい素材を扱っています。この「電気の繊維」は動きによって微弱な電気を発生し、抗菌効果を持つことが特徴です。さらに、この素材の原料であるポリ乳酸は生分解性であり、環境に優しい製品を提供しています。
P-FACTSプロジェクト
同社は、アパレル製品やその他の繊維製品を地域社会で回収し、堆肥化することで持続可能なファッション社会を実現しようとします。この「P-FACTS」プロジェクトを通じて、地元で生産・消費が行われる循環型のモデルを構築できることを目指しています。
まとめ
「ねんりんピックはばたけ鳥取2024」が地域の連携を強化し、高齢者にとっての重要なイベントになることを期待させるピエクレックスの取り組み。健康の保持と生きがいの向上を目指すこの祭典は、参加者だけでなく地域全体に恩恵をもたらすことでしょう。今後のイベントの進行状況にも注目が集まります。