国宝五重塔が青龍に飾られる、室生寺の紅葉ライトアップを体験しよう

今年も幻想的な紅葉の夜景！室生寺ライトアップの魅力

奈良県宇陀市に位置する大本山室生寺では、毎年恒例の紅葉ライトアップが今年も華やかに開催されています。このイベントは、11月の土日祝日に合わせて行われ、境内は秋の色合いに彩られています。特に国宝五重塔に登場する青龍が話題です。美しい秋の夜、室生寺の魅力を詳しく見てみましょう。

青龍が降臨！

室生寺紅葉ライトアップの見どころの一つが、国宝五重塔に現れる「宝珠を持つ青龍」です。青龍は、背後の木々に射す蒼い光で強調され、まるで夜空を舞い上がるような神秘的な存在感を醸し出します。訪れる人々は、青龍の光に引き寄せられ、美しい紅葉と共に広がる幻想的な光景を目にすることができます。

和傘アート「光の巡礼」

さらに、今年のライトアップでは金堂の前に和傘アートも展示されます。「飛竜」と「昇竜」と名付けられた鮮やかな和傘の作品群は、岡寺や壷阪寺と連携した企画にて展示され、訪れる人々を楽しませます。和傘が作り出す柔らかな光が、周囲の紅葉と融合し、神秘的な雰囲気を醸し出しています。

イベント盛りだくさん！

室生寺では、印象的なライトアップだけでなく、数々のイベントも用意されています。例えば、開運御守シールや願掛け短冊などが配布され、特別な思い出を持ち帰ることができます。また、｢国宝・十一面観音の秘密｣という特別法話会や、臨時バスの運行など、来場者に喜ばれる施策も盛りだくさんです。

便利なアクセス情報

室生寺へのアクセスは、近鉄室生口大野駅からのバスを利用し、約15分で到着します。また、車の場合は国道165号線から県道28号線へと進入し、駐車場は最大150台分設けられています。特に、ライトアップ期間中には臨時バスも運行されるので、訪問には非常に便利です。

深い秋の夜を体感しよう

今回のライトアップイベントは、11月の土日祝日限定での開催です。紅葉の盛りに加え、幻想的な光景を楽しむことができるこの特別な機会をお見逃しなく。空気がひんやりと感じられる中で、厳かに佇む室生寺の堂塔は、訪れる人々に特別なひとときを提供してくれることでしょう。

夜の室生寺を訪れ、青龍と紅葉が織りなす美しき風景を楽しんでみてはいかがでしょうか。神秘的な雰囲気の中、心安らぐひとときを過ごせる貴重な体験が待っています。