進化するNew Innovations
2025-05-27 09:19:38

次世代の調理ロボットと資金調達で進化を続けるNew Innovations

株式会社New Innovationsの挑戦



株式会社New Innovationsは、最新の資金調達を経て、新たな全自動調理ロボットを発表しました。資金調達には、スパークス・アセット・マネジメントが運営する未来創生3号ファンドをはじめとする10社が関与し、約11.6億円の第三者割当増資を実施。これにより、創業以来の累計調達額は68.1億円となります。この資金は、同社のOMO(Online Merges with Offline)事業のプロダクト量産と販路拡大、組織強化に用いられる予定です。

新たなプロダクトラインナップ



新たに発表されたプロダクトには、全自動調理ロボット「Burger Cooker」と店舗向けのKIOSK端末・調理指示システム「Store Meister」が含まれます。「Burger Cooker」は、ハンバーガーの調理を自動化し、限られたスペースに設置可能でありながら、最大60食分を調理できます。これにより、飲食業界での人手不足や教育コストの削減が期待されます。

「Store Meister」は注文管理と顧客管理を効率化する統合ソリューションで、オーダーや決済を無人化する機能を持ち、飲食業界全体の業務効率を向上させることを目指しています。

OMO事業の進化



New Innovationsは「人類を前に進め、人々を幸せにする」ことを理念に掲げ、リアルとデジタルの融合を図っています。これまでの技術を基に、AIとロボティクスを活用し、人間が行っていた業務の自動化を推進。生まれた時間を人が価値の高い業務に振り向けられる社会の実現を目指しています。

同社は2018年に設立し、2021年にはスマートコーヒースタンド「root C」を立ち上げ、現在までに約20箇所で運営しています。このスタンドは顧客がアプリからの注文で、新鮮なコーヒーを受け取れる自動運営の店舗です。また、2024年にはかき氷の全自動調理ロボット「Kakigori Maker」がリリースされ、様々な業界での存在感を増しています。

新たな挑戦に向けて



新技術と共に、同社は宿泊業への進出も決定。清掃や搬送業務の自動化に関する研究開発を進め、総合的な業務効率化を目指しています。今後は、飲食、小売、宿泊の各分野における自動化・省力化を強化し、各業界をリードする企業との連携を強化し、効率的な社会を構築していく方針です。

経営層のビジョン



代表取締役CEO 兼 CTOの中尾渓人は、技術開発における多様なメンバーを集結し、最先端の技術を駆使して新しいプロダクトを開発する。その中で、「root C」の成功を基に、ビジネスソリューションの進化を続けていると述べています。また、製造業向けの「図面バンク」という新たなクラウド管理システムも開発し、業務の効率化を図っています。

「New Innovationsは、ただ製品を作るだけでなく、顧客のニーズに応じたソリューションを提供し、社会全体の変革を目指している」と中尾氏は強調しました。この姿勢が、投資家からの期待をも枯渇させることなく、さらなる事業拡大に寄与するでしょう。

未来に向けた成長



今後は新たなプロダクトに加え、進出する業界での課題解決を実現し、売上と利益の拡大に貢献する次世代メーカーとしての地位を確立していくでしょう。New Innovationsの活動が、業界全体の発展に寄与する日が待ち遠しいです。


画像1

画像2

画像3

画像4

会社情報

会社名
株式会社New Innovations
住所
東京都江東区豊洲6-4-34メブクス豊洲10F
電話番号
03-4405-3180

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。