FastFlowの新機能
2025-07-28 16:20:01

オペレーター支援AI「FastFlow」が新たに自動マスキング機能を実装し安全性向上

オペレーター支援AI「FastFlow」の新機能



最近、オペレーター支援AI「FastFlow」から新機能「自動マスキング機能」が導入されました。この機能は、カスタマーサポートにおいて蓄積される顧客応対履歴から、個人情報を安全に取り扱うために設計されています。個人情報には電話番号や住所、メールアドレスなどが含まれ、その取り扱いには企業にとって大きな課題が伴います。

新機能の背景と必要性



カスタマーサポートでの応対履歴は、AIの学習やサービス改善において重要な資産です。しかし、個人情報の取扱いには高いハードルがあり、多くの企業はこの部分でのコンプライアンス遵守を求められます。MONO BRAINは、その需要に応える形で新機能を開発しました。これにより、企業はデータを安全に利用でき、応対品質の向上を図ることが可能となります。

自動マスキング機能の詳細



新機能では、FastFlowを介して入力された応対データの中から、個人情報を自動的に検知し、マスキング処理を行います。これにより、手動作業の必要がなくなり、オペレーターや管理者の負担軽減も実現。さらに、ヒューマンエラーのリスクを大幅に低減します。主要なマスキング対象項目の抽出精度は以下の通りです。

  • - 電話番号: 100%
  • - メールアドレス: 100%
  • - クレジットカード番号: 100%
  • - 住所: 99.5%

この高精度なマスキング機能により、企業は個人情報漏洩のリスクを根本的に低減できます。そして、マスキングされたデータを使ったAIの再学習や応対品質の分析を行うことで、より質の高いサービス向上が期待されます。

今後の展望



MONO BRAINは、「AIとともに働く未来のカスタマーサポート」をビジョンに掲げており、今後もFastFlowの機能強化を続けていく意向です。AIテクノロジーを駆使して、企業のセキュリティコンプライアンスとデータ活用の両立を担保するソリューションを提供し、CS部門の成長を促すことを目指しています。人とAIの共創関係を深化させ、プロフィットセンターとしての役割を果たせるように邁進していきます。

FastFlowについて



「FastFlow」は、カスタマーサポート業界における業務効率の向上を実現するAIエージェントです。AIは社内のナレッジを迅速に検索し、問い合わせに対する最適な答えを生成します。この機能により、オペレーターは迅速かつ正確に応対ができ、作業時間を約46%削減することができます。

サービス概要


  • - サービス名: FastFlow(ファストフロー)
  • - 提供形式: ブラウザ拡張機能
  • - 主要機能: AIによる回答案生成、応対履歴参照、テンプレート更新代行、トーン調整など
  • - 価格: 月額6万円(ライトプラン)より、初期費用は別途必要です。

代表者のコメント



株式会社MONO BRAINの代表取締役である加藤真規氏は、「FastFlowは私自身のCS業務での課題感から生まれました。AIの力を借りて、オペレーターの負担を軽減し、より創造的で価値の高い業務に集中できる環境を作りたい」と話しています。

会社情報



株式会社MONO BRAINは、AIを活用してカスタマーサポート分野に特化したソリューションを提供するスタートアップです。設立は2023年3月18日、東京都渋谷区に拠点を置いる。


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会社情報

会社名
株式会社MONO BRAIN
住所
東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号渋谷道玄坂東急ビル2F−C
電話番号

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