カンリーとHakuhodo DY ONEが手を組む理由
2023年、株式会社カンリーは株式会社Hakuhodo DY ONEの研究開発組織「ONE-AIO Lab」とのパートナーシップ契約を結びました。この提携により、カンリーの提供する「カンリーローカル在庫」がONE-AIO Labによって取り扱われることが決定しました。この新しい試みは、AI技術を活用し、実店舗の在庫情報を最適化し、顧客の購買行動をサポートすることを目的としています。
AIによる購買体験の進化
近年、生成AIの普及が進む中で、消費者の購買行動も大きく変化しています。検索エンジンを使用する際、ユーザーは単に情報を探すだけでなく、AIによる購買の相談を行うようになっています。この流れは、従来の「情報の探求」とは異なり、AIによる独自の提案が求められるようになりました。特に、実店舗の在庫情報は、AIが提案する製品の根拠として極めて重要であり、その鮮度が購買の成否を左右することが多いのです。
実店舗とデジタルの融合
カンリーは、実店舗に蓄積された豊富な在庫情報をデジタル空間に与えることで、消費者にリアルタイムな情報を提供し、急速に変化するマーケティング環境に対応することを目指しています。これは、実店舗を訪れるきっかけを創出するだけでなく、顧客との接点において他社に対する競争優位性を確立することにもつながります。
パートナーシップの背景
この度の提携は、Googleの「Local Feed Partner Program(LFP)」の認定を受けたカンリーと、AIによる検索体験を最適化するONE-AIO Labの強みを生かすものです。カンリーが持つデータ連携の技術とHakuhodo DY ONEの研究開発能力が合致し、実店舗向けのソリューションを提供することになりました。
「カンリーローカル在庫」とは
「カンリーローカル在庫」は、Google 検索、Google マップ、Google ショッピングを通じて、各店舗のリアルタイムな在庫情報を消費者に提供するサービスです。これにより、消費者は近隣店舗で購入したい商品がそろっているかどうかをすぐに確認でき、ストレスのない購買体験を実現します。
サービスによる期待される効果
1.
AIエージェントによる検索体験の向上
AIエージェントは在庫情報を基に精度の高い提案を行い、購買への橋渡しをします。
2.
質の高い店舗誘導
事前に在庫確認ができることで、来店意欲の高いユーザーを確実に店舗へ誘導します。
3.
オペレーションの効率化
在庫確認のためのコールなど無駄な業務を減らし、スタッフがよりご来店のお客様に注力できる環境を整えます。
4.
OMO戦略の強化
自社ECサイトへの流れを作ることで、店舗とオンラインショッピングの間にシームレスな体験を提供します。
カンリーの未来へのビジョン
カンリーは、「店舗経営を支える、世界的なインフラを創る」というミッションのもと、AI時代において実店舗の在庫データを重要なマーケティング資産に位置づけ、成長を支援する取り組みを進めています。業界の枠を超えた共創の考え方を持ち続け、多様な企業とのパートナーシップを広げていく方針です。最終的には、正確で鮮度の高い在庫データを全てのプラットフォームにシームレスに統合し、持続可能な成長環境の創造を目指します。
カンリーは、ダイナミックな店舗経営の未来を共に切り開くパートナーを常に求めており、次世代の店舗DXに向けた対話の場を提供しています。もし興味があれば、ぜひアライアンス・パートナーシップに関する問い合わせをお待ちしています。