吉安孝幸氏の10年間の集大成
起業家として、そして美大生として活動する吉安孝幸氏の新著『BETTER BUSINESS, BETTER WORLD』が2021年5月24日(月)に発売される。この書籍は、彼が創業から10年間の間に培った経営哲学やデザインの知見をまとめたものだ。特に、経営の中で重視してきた「人への想い」が、彼のこれまでの活動の中でどのように表現されてきたのかが語られている。
吉安氏は、住宅会社を10年前に創業し、グッドデザイン賞を2度受賞するなど、企業の急成長を遂げた。また、数多くの経営者を輩出していることでも知られており、そんな彼のバックグラウンドを知ることで、ビジネスの裏側や経営の哲学が見えてくる。
書籍の主な内容
『BETTER BUSINESS, BETTER WORLD』の中では、主に以下のコンテンツが紹介されている:
- - ロジック
- - 「超える」営業
- - ブランドとブランディング
- - 変化の風
それぞれの章で、どのようにして吉安氏が「人」を中心に据えた経営を行ってきたのかに迫る。彼自身のスタンスや考え方が反映された内容になっており、ビジネスを学ぶ人々にとって貴重な教訓が盛り込まれている。
インタビューから見える人への想い
書籍の発売に向けて、吉安氏にインタビューを行った。「書籍が刊行されることに対しての率直な感想は?」との問いに対して、吉安氏は「感慨深いですね。今回の書籍は、私の10年間の総括でもあり、新たな10年をスタートするきっかけになる長い旅路の一区切りです。」と語った。
また、彼が「人を育てること」に注力してきた背景には自身の経験があるとのこと。「人には弱さがあるからこそ、得意とする部分を補い合う関係を築くことが大切だと考えています。全ての人には無能な部分はなく、それぞれの強みを生かすことでお互いを支え合うのが理想です。」と、人に対する期待と信頼をモットーとしている。
デザインを学ぶ意味
吉安氏は、現在も美大でデザインを学んでいる。彼は「アートや芸術は感性だけでは成り立たない。基盤となる確固たる理論やルールがあることを、学びを通じて実感しました。」と語り、デザインの重要性について語る。
さらに、彼が経営する工務店においても「コミュニケーション」と「デザイン」が重要な要素となっていることを強調した。「お客様の要望や想いを正確に理解し、デザインで表現するためには、共通の言語が必要です」と述べ、経営とデザインの深い関係を示していた。
書籍の購入情報
書籍『BETTER BUSINESS, BETTER WORLD』は、Amazonにて予約受付中で、ソフトカバー版と電子書籍の両方が用意されている。興味のある方は、ぜひ手に取ってみていただきたい。
まとめ
吉安孝幸氏の新刊は、起業やデザインに興味がある人々にとって、新たな視点を提供してくれることでしょう。彼の業績と哲学を通じて、私たちもビジネスに対する考え方を深め、成長のヒントを得られるはずです。