韓国作曲家チョン・ジェイル、初の日本公演を開催
韓国の音楽界で注目を集める作曲家チョン・ジェイル(JUNG JAEIL)が、日本で初めてのオーケストラコンサートを2026年2月21日(土)に東京文化会館で開催することが決定しました。彼はNetflixの大ヒットドラマ『イカゲーム』や、アカデミー賞受賞作品の映画『パラサイト 半地下の家族』の音楽を担当し、多くのファンを魅了しています。さらに、2025年公開予定の映画『Mickey 17』にも携わっており、彼の音楽は今や世界中で愛され続けています。
初来日の公演内容
チョン・ジェイルの音楽の魅力を存分に味わえる今回のコンサートでは、彼のソロアルバム『Listen』に収録された楽曲も演奏される予定で、特に韓国の伝統楽器を取り入れた3人のミュージシャンが参加することにより、現代音楽と伝統音楽が融合した特別なステージが展開されます。音楽ファンにとって必見のイベントとなるでしょう。
チケットの先行販売は、2023年10月21日(火)19時から開始され、最速の先行期間は11月2日(日)23:59までの期間限定です。座席選択ができる先着方式ですので、早めの購入をおすすめします。
セットリストの魅力
公演のセットリストには、以下の楽曲が予定されています。変更の可能性もあるため、詳細は公式情報を確認してください。
1. Moogoonghwa
2. Way Forward
3. I Remember My Name
4. Vote
5. Round and round
6. Pink soldiers
7. Komaya
8. Jung-bae Ya!
9. So it goes
- - 映画『Mickey 17』、『パラサイト 半地下の家族』より
10. Mayhem
11. Nasha
12. Set Off
13. Chaos
14. Opening
15. The Belt of Faith
16. Listen
17. Ocean Meets the Land
18. On this road
19. A Prayer
この公演ではチョン・ジェイルが作り出す音楽の世界が、映画やドラマの枠を超えて、感動的なライブパフォーマンスとして披露されます。
チョン・ジェイルの実績
チョン・ジェイルは、映画『オクジャ』や『パラサイト 半地下の家族』での音楽が高く評価され、エミー賞やハリウッド・ミュージック・イン・メディア・アワードで受賞歴を持つ実力派です。ジャズピアニストとしての顔も持ち、彼の音楽スタイルは韓国の伝統楽器と西洋音楽が見事に融合したものです。
伝統楽器ミュージシャンの出演
公演には、韓国の国家無形文化財であるパンソリ春香歌の保持者キム・ユルヒ、パンソリ鼓法の公式な伝承者イ・ジュニョン、韓国芸術総合学校を卒業したパク・ソングンなど、実力派の伝統楽器奏者も出演予定です。彼らの協演によって、独特の音楽体験が広がります。
指揮とオーケストラ
指揮は横山奏が務め、伴奏として名門の東京フィルハーモニー交響楽団が参加します。彼らは高い演奏技術を持ち、日本国内外での活動でも知られており、今回の公演でもその実力を存分に発揮することでしょう。
日本で初めてのチョン・ジェイルのオーケストラコンサートは、彼の音楽を間近で体感できる貴重な機会となります。ぜひ、共にその瞬間を味わいましょう。