大貫妙子のデビュー50周年記念コンサートがWOWOWで放送決定

大貫妙子、デビュー50周年を祝う特別な夜

1975年、伝説のバンドシュガー・ベイブのメンバーとしてアルバム『SONGS』をリリースした大貫妙子が、今年でデビュー50周年を迎えた。この記念の年を祝うために、彼女は2024年7月9日に東京・EX THEATER ROPPONGIで特別コンサート「ピーターと仲間たち」を開催し、その模様がWOWOWで放送されることが決まった。これにより、多くのファンにとって夢のような一夜が再び体験できるのだ。

エレクトロニック・サウンドの魅力

今回のコンサートでは、坂本龍一が編曲した楽曲「ピーターラビットとわたし」「CARNAVAL」など、1980年代から90年代にかけてのシンセサイザーを多用したエレクトロニック・サウンドの曲が中心に選ばれた。この時代の音楽スタイルは、発表当時はライブパフォーマンスが困難だったこともあり、ファンには待望の復活となった。

大貫自身が、このコンサートを通じて長年夢見ていた楽曲を現代に蘇らせ、当時の音楽の真髄を再現することができた。オリジナルに忠実にプログラミングされたサウンドのもと、彼女の鮮やかなパフォーマンスがさらにその魅力を引き立てた。

超満員の観客が注目する中で

コンサートは超満員の観客に囲まれ、彼女の洗練された歌声と存在感で会場を一瞬にして魅了した。大貫のパフォーマンスに酔いしれる客席の雰囲気は、まさに伝説的な一夜となった。バンドメンバーには、フェビアン・レザ・パネ（ピアノ）、鈴木正人（ベース）、網守将平（キーボード）、坂田学（ドラム）、伏見蛍（ギター）、toshi808（シーケンサー）など、精鋭たちが揃い、彼女とともにその夜を特別なものにした。

アーカイブ配信も行われるため、リアルタイムで体験できなかったファンも後からその感動を味わえるチャンスがある。この特別なイベントは、シティポップやソウルの世代を超えた魅力を伝え、まさにファン必見の内容となっている。