産業能率大学とカンロの新たな共創プロジェクト
概要
産業能率大学(東京都世田谷区)の経営学部に所属する小々馬敦ゼミは、カンロ株式会社(本社:東京都新宿区)との協力により、「新たな飴習慣」を探るプロジェクトを始動しました。これは、飴の消費が減少している若者世代へのアプローチを目的としています。カンロは、当社の主力商品である飴やピュレグミを展開する企業として、多くのヒット商品を持っています。
プロジェクトの背景
小々馬ゼミでは、これまでにもα世代やZ世代の消費行動や価値観について調査研究を行ってきました。これらの調査を基に、学生たちは独自の視点から商品開発やマーケティング戦略を織り交ぜた産学連携の活動を促進しています。今回のプロジェクトは、若者における飴の消費が減少している現状を打破することを目的として始まりました。特に、カンロのプロジェクト「カンロ ひとつぶ研究所」と協力し、その理念のもと、若者に支持される新たな飴の価値を探求することに重きを置いています。
初回調査の実施
プロジェクトの第一弾として、学生たちが「飴に関する意識調査」を実施しました。この調査では、「若者が飴を舐めたくなる新たな喫食習慣」について具体的な意見を見出すことを目指しました。結果として、57.8%の学生がおよそ1か月以内に飴を食べた経験があるというデータが得られました。しかし、その内訳を見ると、約半数が「のど飴」と回答しており、飴が日常のお菓子として消費されているのではなく、特定の用途に限られていることが判明しました。
この結果を受け、小々馬ゼミではさらに深堀りして、「若者が飴を日常的に楽しめるためには何が必要か」といった問いを追求していくことになりました。今後もカンロとの共創を通じて、学生たちが得た知見を社会に向けて発信し続けることが計画されています。
カンロ ひとつぶ研究所の取り組み
「カンロ ひとつぶ研究所」は、2025年に設立されたプロジェクトで、企業の中心的な目的は、飴の新たな価値と可能性を探ることにあります。このプロジェクトにより、企業は飴が進化していくための道筋を模索しており、ポッドキャストなどの多様なメディアを通じて、その取り組みを広く周知しています。「Sweeten the Future」を企業のパーパスとし、人々に新たな発見をもたらすことを目指しています。
ゼミの内容と意義
小々馬敦ゼミでは、若者の価値観を踏まえたマーケティングの社会貢献を目指し、Z世代やα世代のトレンドを探求しています。学生たちはフィールドワークやデータ分析を行い、その成果をレポートとして発表しています。こうした活動を通じて、学生にとっての実務経験の獲得や社会貢献に繋がることが期待されています。
これからも、産業能率大学とカンロの連携が新たな飴習慣の創出につながることを期待しています。学生たちが提案する新たなアイデアは、今後の飴市場においてどのような影響を与えていくのか、注目が集まるところです。