SkyDrive、新たな顧問に佐々木陽介氏を迎え海外展開を加速
株式会社SkyDriveは、空飛ぶクルマの開発およびドローン関連サービスを提供する企業として注目されています。最近、同社は新たに佐々木陽介氏が顧問に就任したことを発表しました。佐々木氏は、ソフトバンク・ビジョン・ファンドのCEO室長を歴任するなど、豊富な経験を持つ投資家です。2018年の設立以来、SkyDriveは「100年に一度のモビリティ革命を牽引する」というミッションのもと、未来の移動手段としての空飛ぶクルマの実現を目指しています。
佐々木陽介氏の経歴と役割
佐々木氏は、東京三菱銀行(現・三菱UFJ銀行)での金融実務を皮切りに、ソフトバンクグループの財務部門で数々のM&Aや買収ファイナンスをリードしてきました。特に、彼はソフトバンク・ビジョン・ファンドのファウンディングメンバーとし、ロンドンオフィスのマネージングパートナー及び東京オフィスの共同代表を務め、多岐にわたるビジネス戦略を実行してきました。
今後SkyDriveでは、彼の経験やネットワークを生かし、資金調達やアライアンス形成、さらにはグローバルな市場への進出を支援してもらうことを期待しています。SkyDriveが目指す「空飛ぶクルマ」の世界展開において佐々木氏の存在は非常に重要な要素となるでしょう。
佐々木氏のビジョン
佐々木氏は、SkyDriveの顧問に就任することを非常に光栄に感じているとコメントしています。空飛ぶクルマという新しい産業の創出に挑む企業のビジョンに共感し、自身の経験とネットワークを活用して、SkyDriveの成長を全力でサポートする意向を示しました。彼は「日本発の技術が世界へ羽ばたくために貢献したい」との情熱を持っています。
SkyDriveの実績
SkyDriveは、2018年の設立以来、数々の技術革新を成し遂げてきました。特に、2020年には日本で初めて有人飛行試験に成功し、その後も政府機関や民間企業との協力のもとで制度設計にも関与しています。現在は3人乗りの空飛ぶクルマを開発中であり、2024年3月からは製造を開始予定です。型式証明の取得を早ければ2026年に目指しています。
今後の展望
佐々木氏の就任を機に、SkyDriveはより一層の拡大を図ることが期待されています。国内外でのネットワークを駆使しながら、空飛ぶクルマという新しいモビリティの領域を切り拓くことが求められています。さまざまな業界とのアライアンスを通じて、SkyDriveの技術をさらに発展させ、実用化に向けた取り組みを進めていくことになるでしょう。
日本が誇る技術が、世界の空を飛び交う未来を実現するために、SkyDriveは今後も注目される存在となること間違いありません。