スマートグラスでスポーツ観戦を革新!多言語化とバリアフリー化への挑戦
岡山シーガルズとビュージックスジャパン株式会社による画期的な取り組みが注目を集めています。それは、スマートグラスを活用したスポーツ観戦の多言語化とバリアフリー化。世界最高峰のリーグを目指す岡山シーガルズは、ホームタウンである岡山市の活性化にも力を入れています。その取り組みの一環として、ビュージックスジャパンと協業し、誰もがスポーツ観戦を楽しめる環境づくりを目指しています。
地方創生とスポーツツーリズムを促進
近年、スポーツツーリズムは地方創生の重要な柱として注目されています。スポーツ庁もその推進に力を入れており、国内外からの観光客誘致にも繋がっています。岡山シーガルズも、年齢、性別、国籍を問わず多くの人にスポーツの楽しさを届け、地域経済の活性化に貢献したいと考えています。
バリアフリーで快適な観戦体験
しかし、現状では、言語や聴覚の障壁によって、スポーツ観戦を十分に楽しめない人がいます。日本語を理解できない外国人観光客や、聴覚に障がいのある方にとって、試合中のアナウンスや解説は理解しづらいものです。
そこで、ビュージックスジャパンのスマートグラス「VUZIX Z100」を活用することで、これらの問題を解決しようと試みています。スマートグラスに表示されたテキスト情報により、多言語対応や聴覚情報へのアクセスを実現。音声情報をリアルタイムでテキスト化し、母国語で表示することで、外国人観光客は試合をより深く理解できます。聴覚障がいのある方にとっても、試合中のアナウンスや解説をテキストで確認できるため、安心して観戦を楽しめます。
スマートグラスを活用したソリューション
このソリューションの核心は、スマートグラスへのテキスト表示です。スマートフォンで音声をテキスト化し、スマートグラスに表示することで、試合中のアナウンスや解説、BGM、効果音、歓声などを文字情報として提供します。これにより、言語や聴覚の障壁を超え、より多くの人がスポーツ観戦の興奮を味わえるようになります。
実証実験と今後の展望
2024-25 大同生命SV.LEAGUE WOMENの岡山シーガルズ開幕戦(10月12日・13日 赤磐大会)では、実証実験を実施。アリーナDJの音声や音楽、効果音などを正確にテキスト化し、スマートグラスへの表示方法を検証しました。さらに、10月26日・27日の岡山大会では、聴覚障がいのある方を招き、より実践的なテストを行いました。
実証実験の結果、スマートグラスによる観戦満足度の向上を確認。同時に、メガネとの併用など、今後の課題も見つかりました。今後、これらの課題を解決し、多言語対応や聴覚障がい者への対応を強化していきます。
未来への展望:より多くの人のためのスポーツ観戦
この取り組みは、単なる技術開発にとどまりません。スポーツ観戦をより多くの人が楽しめるように、多様なニーズに応えるための重要な一歩です。将来的には、多人数の観戦者や外国人観光客を対象としたツアー、専属の試合解説付きスマートグラス観戦ツアーなども検討されています。
岡山シーガルズとビュージックスジャパンの協業は、スポーツ観戦の未来を大きく変える可能性を秘めています。テクノロジーの進化と、誰もがスポーツを楽しめる社会への願いが、このプロジェクトを推進する原動力となっています。