伝統工芸の授業
2025-10-06 13:02:29

伝統工芸の魅力を子どもたちに伝える特別授業の開催

伝統工芸を学ぶ特別授業「Next Traditional 2025」



2023年10月8日(水)、福岡市にある福岡市立赤坂小学校で、出前授業「Next Traditional 2025」が開催されます。この取り組みは、株式会社明治産業とラブエフエム国際放送株式会社が2022年から共同で進めており、地域の文化やモノづくりの楽しさを子どもたちに伝えることを目的としています。

本年度の第1回授業では、特別なゲストとして、陶芸家の鹿児島睦氏と人形師の中村弘峰氏が講師として迎えられます。彼らは伝統工芸の知識やスキルを生徒たちに提供し、日常生活の中での作品の価値や美しさを再認識させることを目指しています。

授業の概要



授業は、9時15分から11時20分まで、4年生の4クラスを対象に行われます。まずは座学からスタートし、福岡の伝統工芸や博多人形の歴史、絵付けの工程について学びます。この時間を通じて、子どもたちは地元の文化に対する理解を深めることができます。

次に、実際に人形の絵付け体験を行い、鹿児島氏デザインの素焼き人形に自分の好きな色や柄を自由に描いてみるという実践的な活動に移ります。自分の手で作品を作り上げる体験は、クリエイティビティを育む上で非常に重要です。

講師紹介


鹿児島 睦(かごしま まこと)氏は、1967年に福岡で生まれ、美術大学を卒業後、インテリア会社での勤務を経て、2002年から福岡市内で陶器やファブリックなど多様なアートを制作しています。彼の作品は国内外のギャラリーでも注目を集めており、最近ではアートプロジェクトへの参加や壁画制作など、多岐にわたる活動を行っています。

中村 弘峰(なかむら ひろみね)氏は、中村人形の四代目で、東京藝術大学を卒業後、伝統技術を継承しつつ新たな試みを続けています。彼の作品は、古来の人形に込められた「祈り」を現代の形で表現しており、アスリートシリーズなど、斬新なアイデアに基づく創作で知られています。

地域の未来をつくる学校授業



この授業は単に伝統工芸を学ぶだけでなく、地域の文化や歴史を学ぶことにもなります。明治産業は「住」に関わる様々なサービスを提供している企業であり、持続可能な社会作りに貢献しています。子どもたちが自らの手で何かを作り出すことの楽しさを知ることで、未来への創造性が育まれることを願っています。

このような特別な授業は、子どもたちにとって貴重な経験となるでしょう。彼らが伝統工芸の魅力に触れ、学びの楽しさを覚えることで、将来的には地域文化を支える力となることが期待されます。次回以降も様々な企画が予定されており、地域とのつながりを深めていく活動は、今後も注目されることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社明治産業
住所
福岡県福岡市中央区薬院1-14-5MG薬院ビル4F
電話番号
092-736-7711

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