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未来産業を体験！北千里高校で「未来授業」が12コマに渡り開催

大阪府立北千里高等学校にて、株式会社BatonLinkが企画・運営する探究学習プログラム「未来授業」が、2023年9月6日から11月29日にかけて実施されました。3年生313名が参加し、12コマにわたる授業を通して、近未来の産業を肌で感じ、社会の課題解決に挑む貴重な体験をしました。

未来を身近に感じ、主体的に学ぶ

この「未来授業」のテーマは「未来を身近に」。パナソニックホールディングス株式会社（自動運転）、株式会社湯山製作所（医療用ロボット）、REALITY XR cloud株式会社（メタバース）など、各分野をリードする9企業が参加しました。生徒たちは、興味のある企業を選び、「企業の一員」として、資金調達に向けたピッチプレゼンテーションに挑みました。

企業体験を通じた成長

授業では、企業の事業内容を深く理解し、その魅力を伝えるための情報収集、分析、そしてプレゼンテーション作成を通して、生徒たちは企業人としての視点やスキルを磨きました。プレゼンテーションに臨むにあたっては、BatonLinkが提供するフォーマットを活用し、情報を整理する過程も学習内容に含まれていました。

さらに、プレゼンテーション前の練習（プレピッチ）でフィードバックを受け、本番に備えるという実践的な学びの場となりました。本番では、各クラスごとにピッチが行われ、聞き手の生徒や教員が1人100万円の出資をどのチームにするか投票しました。出資基準は「企業の想い」「未来へのワクワク度」「実現度」「社会課題の解決度」の4点で、最も多くの出資を集めたチームが優勝しました。

未来を担う人材育成を支援

この「未来授業」は、生徒たちに企業活動への理解を深めさせ、社会問題に対する関心を高めることを目的としています。企業が抱える課題やその解決策を学ぶだけでなく、自ら考え、行動し、表現する力を育成することで、未来社会を担う人材育成に貢献するプログラムとなっています。

探究サプリ：カスタマイズ可能な探究学習サービス

「未来授業」は、株式会社BatonLinkが提供する探究学習サービス「探究サプリ」の一環として実施されました。「探究サプリ」は、学校側のニーズに合わせたカスタマイズが可能なサービスで、多様なプランとスキームから選択できます。今回の「未来授業」は、企業と連携した実践的な探究学習の好例と言えるでしょう。

まとめ

北千里高校での「未来授業」は、生徒たちが未来の産業に触れ、主体的に学び、成長できる貴重な機会となりました。企業と学校、そして教育サービス提供企業が連携することで、新たな教育の形が創造され、未来を担う人材育成に繋がる取り組みとして高く評価できます。今後、このような実践的な探究学習プログラムが、全国の高校に広がることを期待します。

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