日本アルコンから1日使い捨て乱視用レンズ『トータルワン』が登場

驚きの快適さ！新たに登場した『トータルワン® 乱視用』

日本アルコン株式会社は、2025年4月18日（金）に1日使い捨てタイプの新しいコンタクトレンズ、『トータルワン® 乱視用』を全国で発売することを発表しました。この新製品は、すでに高い評価を得ている『トータルワン®』ブランドにおける乱視用レンズのラインアップで、近視用やマルチフォーカルレンズと合わせて提供されます。

水のグラデーション構造で快適性アップ

『トータルワン® 乱視用』は、そのレンズコアと表面に異なる含水率を持たせた“水のグラデーション構造”を特徴としており、最表面の含水率はほぼ100%で、目に触れる部分から潤いを保ち、高い快適性を実現しています。これにより、長時間つけても快適な装用感を持続することが可能です。

さらに、レンズには涙液成分の一つである“フォスファチジルコリン”を配合しており、これが涙と調和し、蒸発を防ぐ効果を持っています。これにより、目の乾燥を防ぎながら、快適に使用できることが期待されています。

安定した視界を実現するデザイン技術

乱視用コンタクトレンズにおける安定性の重要性は、視界のクリアさと快適な装用感に直結します。そこで『トータルワン® 乱視用』は、独自の「プレシジョンバランス8|4デザイン」を採用しており、特にレンズの厚さのバランスを考慮することで、まばたきの際にレンズが回転することを防ぎ、視界の安定を実現します。臨床試験の結果では、レンズが安定するまでの時間が平均37秒と、優れた安定性を示しました。

ユーザーからの高評価と満足度

1日使い捨て乱視用コンタクトレンズユーザーの多くが「快適な装用感」や「クリアな見え方」を重要視している中、実際の満足度は低いというデータもあります。そのため『トータルワン® 乱視用』は、装着直後の快適性を9.1、1日通した快適性も8.6と高評価を得ており、見え方の安定性でも8.8と非常に満足度の高い製品となっています。

また、このレンズはシリコーンハイドロゲル素材を使用しており、眼の健康維持に必要な酸素供給を十分に行うことができます。そのうえ、UVB波を99%、UVA波は90%カットするUV機能も備えているため、安心して使用することができます。

乱視用コンタクトレンズの新しい選択肢

日本アルコンの代表取締役社長であるステファン・アイゲンマンは、乱視を持つ眼科患者の47%が未矯正であることを指摘し、乱視用コンタクトレンズ使用率の低さが快適性の満足度に起因していると述べています。『トータルワン® 乱視用』を通じて、日本のユーザーのニーズを的確に捉え、さらなる満足度を提供できると信じています。

今後のデジタルライフスタイルにおいて、乱視用コンタクトレンズの重要性が増す中で、『トータルワン® 乱視用』がどのようにユーザーの視覚体験を向上させるのか、その成果に期待が寄せられています。詳細はアルコンの製品ウェブサイトで確認できます。