グアテマラでの教育支援活動 "幸縁" の取り組み
グアテマラという国で、新たな教育の風を吹き込むために立ち上がったNPO法人幸縁。この団体は「支援から幸縁へ」をテーマに、2019年からグアテマラで奨学金や教育プログラムを通じて子どもたちの未来を切り開く活動を続けてきました。2023年には、村に学習塾「アカデミア100」を開校し、島の子どもたちが自らの手で未来をつくるリーダーへと成長できるようサポートしています。
「アカデミア100」には「子どもたちの可能性を100%引き出す」という願いが込められ、その実現のために日本の教育メソッドが導入されています。特に「隂山メソッド」を中心に、計算力や語学力を磨くプログラムが展開されており、現地スタッフはオンラインで日本の教育者から指導を受けています。
日本の教育の導入
アカデミア100では、算数やスペイン語、英語、音楽、図画工作といった多様な科目が用意されています。特に音楽教育では、寄付された楽器を使用して子どもたちの音楽的感性を育んでいます。また、図画工作の時間には折り紙教室も行い、文化交流の一環として日本の伝統が根付いています。さらに、日直活動や掃除当番を通じて、役割や責任を持たせることで他者を思いやる心を育む教育が行われています。
教育の成果
開校から2年が経過し、アカデミア100の塾生たちが目覚ましい成長を遂げています。グアテマラでは、学校に通う子どもたちでさえ基礎学力が身についていない現状がある中、アカデミア100では100ます計算を導入し、脳を活性化させ基礎力の定着を図っています。入塾時には全員が5分で100問を解くことができなかった子供たちも、2年目には半数が2分以内で解けるようになり、その変化が具体的に見えています。
マンスリーサポーターの必要性
アカデミア100の成長を支えるのは、現地スタッフの情熱です。ただ、持続可能な運営を確保するためには新たな支援が求められています。現在8名の講師と1名の会計スタッフがいる彼らの給料は助成金で賄ってきましたが、この方式では長続きしません。教育の環境を守り、適正な報酬を届けるために、30名のマンスリーサポーターが新たに募集されています。
未来への希望
この募金活動を通じて、子どもたちに希望の光を届けませんか?新たなマンスリーサポーターになっていただくと、年に一度、子どもたちが制作したレターカードが届きます。教育支援を通じて、グアテマラの未来を共に育てるこの機会をぜひご活用ください。
募集の詳細
- - 名称:マンスリー幸縁ファンディング
- - 期間:7月〜9月
- - 参加方法:公式ウェブサイトの登録フォームから
- - リターン:お名前入りビデオレターやオリジナルステッカー、3000円以上の寄付者には子どもたちからのお便り
まとめ
未来をつくる教育活動に支援をもって参加することは、グアテマラの子どもたちに夢を与えることにつながります。彼らが育つ社会を変える手伝いを、ぜひ一緒に行いましょう。いま、あなたの手で未来をつくるこの活動に触れてほしいと思います。