TRUSTARTが推進する不動産業界の新たな未来
TRUSTART株式会社が設立した「不動産動態予測コンソーシアム」は、法改正によって不動産市場の透明性が脅かされる中、業界全体で協力しあうことを目指すプロジェクトです。この取り組みは、今後の不動産市場の方向性に大きな影響を与えると期待されています。
背景と課題
2026年10月に施行を控える不動産登記規則の改正により、数々の情報が原則的に削除されることが決定しました。これにより、従来不動産業界が活用してきた登記受付帳からの情報取得が難しくなり、業界全体にさまざまな課題をもたらすことが懸念されています。
特に以下の3点が重要な問題として挙げられます。
1.
市場把握の困難化 - 不動産の動向が読みづらくなり、透明性が低下してしまう。
2.
マーケティング活動の非効率化 - データベースの活用が難しくなり、経験に頼る非効率な方法に逆戻りする危険性が高まっている。
3.
戦略立案の行き詰まり - 市場の予測精度が落ち、経営戦略や投資判断にネガティブな影響を及ぼす可能性がある。
TRUSTARTは、これらの課題を克服するためにAIを利用した「不動産動態予測コンソーシアム」を設立しました。
コンソーシアムの概念と活動方針
このコンソーシアムは、各社が保有する登記情報を一つの共通資産として有効活用し、業界全体の利益を追求することを目指しています。参加企業は、特に従来のアプローチでは難しかった不動産売買の予測や動向分析を、協力によって実現可能にします。
組織体制
参加企業は、今までに集めた不動産登記簿をTRUSTARTに提供します。TRUSTARTは、そのデータを匿名化・分析し、得られた結果を会員企業に提供します。特定個人の情報を保護しつつ、高度な分析が可能になります。また、データの分析には大学やシンクタンクと連携し、信頼性の高い結果を導き出す体制を構築しています。
参加企業にとってのメリット
- - 情報を資産化: 企業が持つ膨大な登記データが有効に活用され、高精度な分析データへと転換されます。
- - 高品質な分析結果: 提供されるマーケットレポートや売買予測は、データに基づく意思決定を支援します。
- - コスト削減: 自社での大規模なデータ分析にかかるコストを大幅に削減できます。
- - AIによるCRE分析: 企業が持つデータとTRUSTARTのビッグデータを組み合わせることで、より戦略的な不動産管理と運用が可能になります。
CEO 大江洋治郎の思い
大江CEOは、「不動産登記規則の改正は、業界にとっての大変革期です。共通の危機に直面した今こそ、業界全体での協力が重要な時期です。このコンソーシアムを通じて、不動産情報を共通資産として活用し、透明性の高い市場を実現したい」と語ります。彼の言葉には、業界の未来を見据えた強い決意が感じられます。
未来へのビジョン
TRUSTARTの不動産動態予測コンソーシアムは、業界全体での連携を通じて新たな価値を創出し、AIを活用して予測精度を高めることを目指しています。これにより、従来の慣習にとらわれない透明で革新的な不動産市場を実現することを期待しています。
今後も業種の垣根を越えた各種団体と連携し、コンソーシアムの参加を広げていく予定です。興味がある企業や団体は、ぜひ問い合わせてみてください。