順天堂医院とヒューマンリソシアが手がける医学事務の育成とキャリア推進

医療事務職育成への新たな取り組み

この度、順天堂大学医学部附属順天堂医院と総合人材サービスを展開するヒューマンリソシア株式会社が手を組み、医療事務職を目指す若者たちの育成とキャリア形成を共同で進めていくプロジェクトを始動しました。この取り組みは、特に新卒者に焦点を当て、未経験から実践的なスキルを習得することを目指しています。医療業界における人材不足が深刻化する中、こうした連携は新たな試みとして注目されています。

医療事務職の人手確保の重要性

医療機関において、医師や看護師に加え、医療事務職の人材もまた不可欠です。近年、少子高齢化や医療ニーズの増大に伴い、医療事務スタッフを確保することが重要な課題となっています。ヒューマンリソシアは、ここで確保した人材が医療現場でどのように活躍できるかに注力し、医療事務職への新卒者採用を進めています。

本大会の取り組みを通じて、ヒューマンリソシアが新卒を正職員として採用し、必要な研修を施した後、順天堂医院に派遣する方式で進んでいます。実際に、すでに100名以上が医療事務職としてのキャリアをスタートしています。

キャリア形成の支援

今回の取り組みでは、順天堂医院が提供する就業機会を通じて、未経験の若者たちが医療事務職としてのスキルを身につけていくことが期待されます。これにより、早期から現場において実務経験を積むことで、即戦力として活躍することが可能になります。特に、医療事務の業務内容が多岐にわたるため、多様な経験ができる点が魅力です。

また、順天堂医院は、国内有数の医療機関として多くの患者を受け入れており、そこでの経験は医療事務職だけでなく、将来的なキャリアパスの選択肢を広げるでしょう。