移動体用ブラシレスモーター「IR-74BZA」が登場
千葉県松戸市に本社を置くマブチモーター株式会社は、最新の移動体用ブラシレスモーター「IR-74BZA」の販売を開始しました。この製品は、無人搬送車であるAGV(Automated Guided Vehicle)や自律移動ロボットAMR(Autonomous Mobile Robot)を含む、多様な移動体用途に利用できるよう設計されています。
正確な制御が可能
「IR-74BZA」は、15bit相当のレゾルバセンサーを内蔵しており、非常に精密な速度制御を実現します。これにより、回転のムラが少なく、高い停止精度を保ちながら、低速域でも滑らかな駆動を行うことが可能です。この特徴は、倉庫内や工場内のAGVやAMRに最適であり、特に停止から低速での安定した走行が求められる環境で大きな力を発揮します。
耐環境性に優れた設計
さらに、「IR-74BZA」はIPX4相当の防水性能を備えており、熱、油、埃、振動に強い設計が施されています。独自の磁気回路設計によって、過酷な環境でも信頼性を持って動作できるため、工場や物流センターなどの厳しい条件での使用にも対応しています。
低電気ノイズのコントローラー
専用コントローラー「DR-40FC1-L2700」は、CISPR 32 Class Bに準拠しながら低電気ノイズ(低EMI)設計となっており、モーターの特性を最大限に生かして動作させることができます。このコントローラーは2025年9月に販売開始を予定しており、モーターの安定した動作を支える重要な役割を果たします。
詳細情報とお問い合わせ
「IR-74BZA」についての詳しい情報は、マブチモーターの公式サイトの「IR-74BZA 製品紹介ページ」にてご確認いただけます。製品に関するお問い合わせは、マブチモーターのライフ・インダストリー事業部にお電話(047-710-1868)またはメール(
[email protected])にてご連絡ください。また、本プレスリリースに関するお問い合わせは、経営企画本部の広報IR室(047-710-1107)までどうぞ。
この新製品「IR-74BZA」を通じて、マブチモーターは移動体用途におけるさらなる貢献を目指していきます。最新の技術を生かしたブラシレスモーターの発展に、期待が高まっています。