冬の横浜を彩るアートリンクを開催！アートとアイススケートの融合

アートリンク in 横浜赤レンガ倉庫の開催のお知らせ

冬の横浜を代表するイベントである「アートリンク in 横浜赤レンガ倉庫」が2025年11月29日から2026年2月15日までの78日間にわたり開催されることが決定しました。

このイベントは2005年に始まり、今年で21回目を迎えます。多彩なアーティストによるアート作品とアイススケートが見事に融合したこのイベントは、毎年多くの人々に親しまれています。今回は、アーティストの東春予（Haruyo Higashi）さんを迎え、独自の漫画表現を取り入れた都市的なモチーフのアート作品がスケートリンク内に広がります。特に注目されるのは、グラフィックデザイナーRen Moritaによるタイポグラフィとのコラボレーションです。この新たな試みは、来場者に新鮮な体験を提供することでしょう。

アーティストの紹介

東春予さんは1995年生まれで、2018年に京都造形大学の情報デザイン学科イラストレーションコースを卒業後、作家活動を本格化させました。彼女の作品は、漫画の1コマや1ページを物語の一部としてではなく、あくまで独立した一瞬の絵画として表現することを目指しており、個々の瞬間の重要性を見つめなおしています。

アーティストメッセージ

東さんは、未来は右に、過去は左にあるという視点から、現代の時間の流れを考察しています。多くの物事が右方向に進む中、スケートリンクでは全ての人が左に回るという不思議な感覚を表現しています。彼女は、過去を振り返りながら未来へ向かうことの大切さを伝える「レフトターン」というテーマを通じて、観客との対話を試みる意図を持っています。