昼寝の習慣を広める「昼寝用ネックピロー」
日本は、OECDの調査によると世界で最も睡眠時間が短い国であり、経済損失は18兆円にも上ると言われています。このように睡眠不足が社会問題化する中、オーダーメイド寝具を手がける
日の本寝具株式会社は、特にオフィスや公共交通機関で使える「昼寝用ネックピロー」を開発しました。代表取締役の髙谷和志氏は、昼寝を通じて仕事のパフォーマンス向上と健康増進を目指す意義を強調しています。
昼寝をサポートする新製品の特徴
このネックピローは、4000人以上の眠りの悩みを持つ人々と向き合ってきた日の本寝具の知見を生かして製作されました。多くのモニターの協力のもと、製品開発が進められましたが、特に以下の3点が重要なポイントとして挙げられました。
1.
頭の揺れを抑える
2.
頚椎動脈の圧迫を防ぐ
3.
つけ心地の良さ
これらの条件を満たすために、独自の形状やキルトデザインを採用し、2種類の中素材を使って滑らかな肌触りを実現しました。この結果、従来にはない、快適な昼寝環境を提供するピローが完成しました。
開発の背景と経緯
昼寝用ネックピローの開発は、プロゴルファーのトレーナーからの相談がきっかけです。「アメリカで活躍する日本人プロゴルファーが、移動中に仮眠をとると首が痛くなる」との声が寄せられ、日の本寝具はこれに応える形で開発を原動力にしました。1929年からの長い歴史を持つ同社は、寝具販売のノウハウを使い、試行錯誤を繰り返して製品の完成度を高めました。
完成品は肯定的なフィードバックを受けており、「オフィスでの昼寝用として最適」「新幹線での旅行に持って行きたい」など、利用者から好評を得ています。この反響を受け、一般販売に向けてさらなる改良が行われました。
「昼寝の習慣」を広めるためのキャンペーン
日の本寝具では、2024年5月10日から6月7日まで、この昼寝用ネックピローのネーミング募集キャンペーンを実施しています。誰でも応募可能で、最優秀賞には寝具4点セットとネックピローが贈られます。結果発表は6月15日予定です。このキャンペーンを通じて、昼寝の習慣を広め、日本全体の仕事の効率向上と健康改善を促進したいとの思いが込められています。
健康的な働き方を促進する
昼寝は、時に「サボり」と取られがちですが、実は効率的に仕事をするためには重要な行為です。NASAの研究によれば、26分間の昼寝で認知能力が34%も向上し、注意力も54%増加することが確認されています。
また、昼食後の強い眠気は多くの人が経験するものであり、適度に仮眠を取ることで仕事の能率が改善される可能性が言われています。
代表の髙谷氏は、仕事をする上での健康的なアプローチとして昼寝が重要であると訴えています。日本での昼寝習慣が普及すれば、仕事のパフォーマンス向上につながるだけでなく、個人の健康も守ることができます。
お問い合わせ
詳しい情報やネーミング募集への参加方法は、
日の本寝具株式会社の広報担当、今井までお問い合わせください。メールや電話での連絡も受け付けております。
大阪府大阪市中央区久太郎町3-4-1
電話:090-5044-6060
メール:
[email protected]
この取り組みを通じて、昼寝がもたらす数々の利点を多くの人々に届けたいと思います。