TVアニメ『未ルわたしのみらい』先行試写会の様子
2025年4月に放送予定のオリジナルTVアニメ『未ルわたしのみらい』に関する先行試写会が、3月27日(木)にアニメイトシアター(東京都豊島区)で開催されました。このイベントは、ヤンマーホールディングス株式会社が制作・プロデュースを手がけており、ファンたちがこの新作アニメの魅力をいち早く体験できる貴重な機会となっています。
試写会の内容と登壇者の声
本試写会では、Episode 079「スターダストメモリー」の本編映像と、Episode 926「待ってて、今行く」のダイジェストが上映され、熱心なファンたちが集まる中、多くの反響が寄せられました。上映後のトークセッションには、このエピソードに出演する声優・朴璐美さん(イズミフ役)と依田菜津さん(アイル役)が登壇し、制作に関する裏話や自身の役への思いを語りました。
朴璐美さんの思い
朴さんは収録時のエピソードを振り返り、「最初はヤンマーが関与していることを知らずにオーディションを受けたが、収録後にそれを知って驚いた」と述べ、その後、役作りには現場の雰囲気を大切にしていると話しました。彼女は「演じるキャラクターとはハートを共にし、イズミフの正義感や悲しみを自分の中に生かすことを心掛けている」と強調しました。
依田菜津さんのアプローチ
一方、依田さんはアイルの役作りについて、「荒廃した雪原で孤独を感じた彼女の素直さを届けたかった」と語り、キャラクターに真摯に向き合ったことが、感情表現の鍵であったと振り返りました。彼女は「自分のプランを投げ捨てて、アイルと気持ちを重ねることができた」と、演じる上での心の変化を明かしました。
作品のメッセージ
トークセッションの終盤では、作品全体の魅力が語られました。依田さんは「このシリーズは5つの異なる物語から成り立っており、小さな影響が大きな変化をもたらす『バタフライエフェクト』がテーマ」と伝え、視聴者にその変化をぜひ観てほしいと呼びかけました。朴さんは、作品が未来を考える機会を提供している点を強調し、視聴者に夢ある未来を一緒に描くことの重要性を訴えました。
声優陣のプロフィール
声優として活動する朴璐美さんは、『鋼の錬金術師』のエド役など数々の代表作を持ち、演劇プロデュースにも力を入れています。また、依田菜津さんは『ヒーリングっど♥プリキュア』など多様な役をこなす実力派で、感情豊かな演技に定評があります。
アニメの概要と放送情報
『未ルわたしのみらい』はヤンマーが製作・プロデュースしたオリジナルアニメで、全5話からなるオムニバス形式の物語。2025年4月2日(水)よりMBSで毎週水曜26:30、TOKYO MXで毎週木曜22:00より放送予定です。
最後に
今回の試写会は、参加者にとって忘れられない体験となりました。アニメの多様なストーリーとキャラクターたちの魅力を、ぜひ放送で楽しんでいただきたいです。