2024年介護報酬改定に対応した運営指導ハンドブックが登場！

2024年8月30日に第一法規株式会社から新刊『令和6年度介護報酬改定対応運営指導はこれでＯＫ！おさえておきたい算定要件【通所介護編】』が発行されました。これまで介護経営を支えてきた本シリーズに加わる本書は、運営指導における重要なポイントを網羅し、介護業界の現状とニーズに応えた一冊です。

著者である小濱道博氏は、介護経営コンサルタントとしての豊富な経験を基に、最近の介護報酬改定に対応した内容を詳しく解説しています。本書の主な特徴には、視覚的に理解しやすい図解や注意点のまとめが含まれており、複雑な人員や利用者のカウント方法なども分かりやすく説明されています。特に、常勤や兼務の違いとその影響についても丁寧に解説されており、実務に即した内容となっています。

書籍は、主に以下の構成で展開されています。まずはじめに、今後の介護事業における加算算定の重要性や、運営指導のリスクに関する情報が掲載されており、これからの介護業務に役立つ基盤を築くための洞察が得られます。

次に第1章では、人員や設備、運営基準に沿った具体的な指導事例が紹介されており、指定取消しを避けるための効果的な対策が記されています。設備基準に関しては、指導事例を通じて、実際に何が不適切とされるのかを明確に示すことで、読者が直面しうる実務上の問題について理解を深められるようになっています。

さらに第2章では、介護報酬の算定要件について詳しく解説されており、通所介護費やその減算・加算の条件を具体的に示しています。各項目には、チェックボックス形式で確認ができるようになっているため、確認作業が容易です。特に、近年の加算制度の変化に伴う事例は、運営指導通知が出た時に有効活用できるようになっています。

最後に第3章では、介護保険外の料金やサービスとの関係について述べられ、業務を行う上での全体像を把握することが可能です。各章には、実務に密着した事例が数多く盛り込まれているため、実際の運営に役立つ情報をしっかりと得ることができます。

書籍の購入は、第一法規のストアサイトや各種オンライン書店で可能です。興味のある方は、ぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか。この本が、介護業界で働くすべての人々にとって、価値ある資料になることを願っています。