七五三と医療支援
2025-11-05 16:37:27

七五三の季節に考える 子どもたちの未来と医療支援の大切さ

七五三に寄せて



日本では毎年11月に行われる七五三は、子どもたちの成長を祝う大切な行事です。その背後には、子どもたちの健やかな成長を願う親たちの思いや文化が息づいています。しかし、世界の他の地域では、医療へのアクセスが限られており、子どもたちが病気を乗り越える機会を逃す事例が常に存在しています。

特に、経済成長が進むカンボジアでは、都市と地方の間に大きな格差が生まれています。介護や医療に関する知識が不足している結果、地方では住民が病気にかかっても適切な医療機関を利用することが少なく、家庭内での誤った処置が行われることが多いのです。これにより、子どもたちは治療の機会を逸し、障害が残るケースも珍しくありません。

カンボジアの医療事情


今回の問題を解決すべく、1993年から活動を展開している国際開発救援財団(FIDR)。同団体は、カンボジアでの小児外科分野に特化した医療支援を行っており、2017年からは特に北東部のクラチェ州において小児外科医療の拡充を進めています。例えば、クラチェ州では、現地住民に対して医療に関する知識の提供を行い、理解を深めるための研修を実施しています。

研修生たちは、受講後に確認クイズに参加することで、自らの理解度を確かめ、さらに知識を深めています。このような取り組みを通じて、地域の医療事情が改善されつつありますが、十分な医療設備や技術はまだ不十分な状況にあります。

現場からの声


この度、現地で活動している日本人の駐在員とカンボジア人スタッフが来日し、地方医療の現状や支援活動の成果についてお話しする機会が設けられます。これは、地域の人々との協力による支援の大切さや今後の課題を知る貴重な場です。多くの方々に現場の生の声を直接聞いていただきたいと思います。

開催概要


  • - 日時: 2025年11月14日(金)19:00~20:30(開場 18:45)
  • - 会場: お茶の水クリスチャンセンター 4階 416号室
(東京都千代田区神田駿河台2-1 OCCビル)
👉 アクセスはこちら
  • - 参加費: 無料
  • - 定員: 45名(先着順)
  • - 申込方法: 下記の参加申込フォームからお申し込みください。
(締切:11月13日(木)午前10時)

お問い合わせ


公益財団法人 国際開発救援財団(FIDR)
〒101-0062東京都千代田区神田駿河台2-1 OCCビル3F
TEL:03-5282-5211
E-mail: [email protected]
URL:FIDR公式サイト

このように、七五三を迎える時期、自国の文化を祝うだけでなく、世界中の子どもたちの未来を考える機会としたいものです。


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会社情報

会社名
公益財団法人 国際開発救援財団
住所
東京都千代田区神田駿河台2-1OCCビル3F
電話番号
03-5282-5211

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