シニア川柳コンテスト
2018-09-06 13:00:44
シニアの思いを詠む!第1回マイスター60川柳コンテストの受賞作品
第1回「マイスター60再就職シニア川柳コンテスト」の受賞作品が決定
高齢者の就労支援を行っている株式会社マイスター60(東京都港区)は、9月17日の敬老の日を前に、川柳コンテストを開催しました。このコンテストは、シニアの働く姿や生活についての思いを表現する場であり、2018年8月1日から24日まで応募を受け付けました。結果として、165句のエントリーが集まり、特別審査員に女流講談師の一龍斎貞鏡さんを迎え、入賞作品を選定しました。
コンテストの概要
今回の川柳コンテストでは、テーマとして「日々の仕事や生活」を掲げ、主にシニアスタッフからの応募がありました。最終的に選ばれた受賞作品は、働くシニアたちの生活や絆をユーモアを交えながら表現しています。入賞作品は以下の通りです。
受賞作品
大賞
『共白髪毛のある君が羨ましい』(川井健治さん・66歳)
審査員の一龍斎貞鏡さんは、「共に白髪が生えるまでと誓った仲なのに、哀愁漂う皮肉を感じます」と感想を述べました。
優秀賞
『夜勤明け家で待つ妻我星(マイスター)』(北川成人さん・67歳)
「社名と奥様への愛情が見事に表現されており、心温まる」と評価されました。
ユーモア賞
「若者に年には勝てないと言わせたい」(糟谷恒明さん・61歳)
「年には勝てないというフレーズを逆手に取ったユーモアが素晴らしい」とのコメントがありました。
「連れションの孫の速さが羨ましい」(作間努さん・78歳)
「オレオレと妻への電話すぐ切れた」(浅井要介さん・62歳)
これらの作品もユーモアたっぷりにシニアの日常を描いています。
審査員 一龍斎貞鏡さんのコメント
一龍斎貞鏡さんは、審査を通じて「多様なユーモア溢れる川柳に触れ、非常に楽しい時間だった」と明かし、自身のお気に入りの句を選ぶのに苦労したとのことです。
大賞受賞者の川井健治さんにインタビュー
川井さんは、自身の作品について「少しくたびれているが頑張っているシニアの応援歌として詠んだ」と述べています。現在は24時間稼働の空調システムの運転管理を行っており、満足する仕事を提供できた時にやりがいを感じると語りました。
また、再就職を考えるシニアに向けて、「過去の経験に固執せず、新たな気持ちで挑むことが重要」とアドバイスを送りました。
マイスター60の取り組み
マイスター60では、シニアが力を発揮できる職場環境を提供し、65.7歳という平均年齢を持つ343名のスタッフが様々な分野で活躍しています。こうした取り組みを通じて、高齢者の雇用創出に努め、社会に貢献しています。今後も川柳コンテストを継続開催し、シニアの声を広める活動を続けていきたいと考えています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社マイスター60
- 住所
- 東京都港区芝4-1-23三田NNビル3F
- 電話番号
-
03-5657-6360