大正大学が次世代リーダーを育むアントレプレナーシップシンポジウムを開催

大正大学がアントレプレナーシップ育成シンポジウムを初開催

大正大学（東京都豊島区）は、2025年2月3日（月）に「大正大学アントレプレナーシップ育成シンポジウム」を初めて開催します。このシンポジウムのテーマは「TO THE FUTURE LEADERS ～未来のリーダーたちへ～」。参加者には、次世代のリーダーに求められる資質や知識を学ぶ機会を提供することを目的としています。

シンポジウムでは、まず大正大学の学長、神達知純による開会挨拶が行われ、その後、基調講演として株式会社盛之助の代表取締役、川口盛之助氏が「To the future leaders ～日本の未来を共に創る挑戦～」というテーマで講演を行います。この講演では、若者たちに向けたインスピレーションに満ちたメッセージが発信される予定です。

Dayの中心的な要素となるのは、在学生や卒業生が自らのアイデアやプロジェクトを発表する「TAIS PITCH CONTEST」です。このコンテストには、昨年度の予選を勝ち抜いた26組のファイナリストが参加し、革新的な起業アイデアやプロジェクト案の発表が行われます。特に優れた提案は表彰されるため、学生たちにとって大きな刺激となるでしょう。

また、シンポジウムでは著名な起業家と学生たちとの実践的なディスカッションも行われます。これにより、多様な視点を持つ起業家から直接学ぶことができ、参加者自身のスキルや見識を広げる絶好の機会となるでしょう。

このシンポジウムは、「アントレプレナーシップ育成教育プログラム」の一環として実施されます。これは、文部科学省の「知識集約型社会を支える人材育成事業」に採択されたもので、地域戦略人材を育成することを目指しています。学生たちは、地域社会の未来を構想し、新時代に通用するスキルを身につけるために、実践的な経験を通じて自己成長を目指しています。

このプログラムには、地域戦略人材コース、起業人材コース、企業内リーダーシップ人材コースという3つのコースが設けられています。学生たちは各コースで理論と実践を交えながら学びを深め、起業やプロジェクトなどの新しい挑戦に意欲的に取り組む姿勢を身につけています。

このような取り組みを積極的に進める大正大学が主催するシンポジウムは、参加者にとって次世代への一歩を踏み出すための貴重な経験となることでしょう。これからの社会で求められるリーダーシップを学び、育む場として多くの方々の参加が期待されます。