無人建設車両レンタルを実現する新しい鍵管理システムの導入
株式会社スマートバリューは、モビリティのシェアリングプラットフォーム「Kuruma Base」に屋外専用の鍵管理Box「KBS-3000」を導入しました。この実装により、株式会社アクティオが展開する無人での建設車両レンタルサービス「アクスポ」への提供が始まりました。
KBS-3000の特長
「KBS-3000」は、屋外設置が可能で、防水と防塵に対応しています。これにより、無人での鍵管理が可能になり、利用者は休日や営業時間外でも任意のタイミングで鍵を受け取ることができます。この新しいシステムは、従業員の鍵管理業務の負担軽減にも寄与します。
さらに、KBS-3000は二重構造の電磁式オートロックを採用しており、防盗性の強化も図られています。鍵の受け渡しは、利用者との呼びかけに対してホルダーを装填する方式で行うことができ、セキュアな環境下での鍵交換が可能です。そのほか、クラウド連携機能を持つAPIを活用し、予約状況や貸出履歴などをリアルタイムで確認できる点も魅力です。
アクスポサービスの使い方
「アクスポ」サービスは、ユーザーが手軽に建設車両をレンタルできることを目的としています。利用手順は以下の通りです。
1. 「アクスポ」の営業所に問い合わせ。
2. 専用申込用紙に記入後、会員カードやQRコードが発行される。
3. 電話で車両を予約。
4. 金銭の支払いを済ませ、鍵の受け取り権限が付与される。
5. 指定日時に来店し、会員カードまたはQRコード、免許証を使用して鍵を受け取る。
6. 業務終了後は、返却手続きも同様に行える。
この流れにより、365日24時間いつでも自由な日程で利用が可能になります。また、業務の効率化を実現し、時間外労働の削減に繋がるカスタマー利便性の向上も期待されます。
Kuruma Baseについて
「Kuruma Base」はカーシェアリング事業者向けのプラットフォームです。専用端末やクラウド上の管理コンソール、ユーザー向けアプリを通じて、シェアリングに必要な機能を提供しています。特に、鍵受け渡しの手法を柔軟に選択できるため、既存のレンタカーシステムにも容易に導入可能です。また、カーシェアリングと異なる移動手段とのスムーズな連携を可能にし、MaaS(Mobility as a Service)アプリとの統合も視野に入れています。
会社概要
株式会社スマートバリューは、1947年に設立され、現在は東証スタンダード市場に上場しています。大阪市に本社を構え、クラウドソリューション事業を展開。最新の技術を活用し、より効果的なモビリティサービスの実現を目指しています。詳細については、
公式ホームページをご覧ください。