名和晃平の新作彫刻《Cell Tree》が新木場で発表
東京都江東区に位置する三井リンクラボ新木場3は、賃貸ラボ&オフィスとしての機能だけでなく、アートを取り入れた新たな創造の場として注目を集めています。2026年3月13日、彫刻家名和晃平氏による作品《Cell Tree》がこの新施設に設置され、そのお披露目を記念したトークセッションが開催されました。
Del: Nobutada Omote
この彫刻は、5200×2433×2266mmの大きさで、アルミニウムに塗装された作品です。名和氏は、物質性、生命性、宇宙観をテーマに様々な作品を手がけてきたアーティストで、その独自の視点をもとに表現を追求しています。特に、彼の代表作である「PixCell」シリーズは、情報化社会におけるインターフェースとしての「表皮」を探求しています。
トークセッションでの議論
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トークイベントでは、名和氏をはじめ、株式会社Dioseveの岸田和真社長、三井不動産常務執行役員の山下和則が登壇。モデレーターには、E&K Associatesの長谷川一英氏が迎えられました。
このトークセッションでは、「サイエンスとアートが交差する環境が新たなイノベーションを生む」といった趣旨の話が展開され、今後の新木場の街づくりの可能性について熱い議論が繰り広げられました。
「Creative Science Days」の開催
さらに、3月14日と15日には、「アートと科学に触れる2日間」として、地域の皆さんに開かれた『アートでみる、科学でしる~Creative Science Days~』という体験型プログラムが行われました。
このイベントには、子どもから大人まで楽しめる多彩なワークショップが用意され、粘菌の生態を学べる「粘菌ワークショップ」、微生物の働きを知る「細胞粘土ワークショップ」、食とアートを融合させた「バターづくりとパンケーキアート体験」などが実施され、多くの来場者が興味を持って参加しました。
特に注目されたのは、芝生広場に設置された「木のひろば」。ここでは、丸太や木製玩具を使って自由に遊ぶことで、自然との触れ合いを体験できる空間が創出され、訪れた家族連れが和やかなひとときを過ごしました。また、キッチンカーやLINK-cafeによるフード提供も行われ、心地よい時間を提供しました。
三井不動産の取り組み
三井不動産は、看板事業である「産業デベロッパー」として新たな産業創造に取り組んでいます。特にライフサイエンス分野においては、一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)と連携し、コミュニティの構築を通じたイノベーションの促進を目指しています。
【物件概要】
- - 名前: 三井リンクラボ新木場3
- - 所在地: 東京都江東区新木場2-2-10
- - 竣工: 2024年10月
- - 敷地面積: 6,900㎡
- - 延床面積: 14,000㎡
- - アクセス: 新木場駅から徒歩6分
新木場のこの空間では、アートとサイエンスが共存し、新しい価値を生み出す場として成長していくことが期待されています。今後の三井不動産の動きにも注目です。
【LINK-Jについて】
一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパンは、産官学が連携して新しい産業を創造するための活動を行っています。医薬を中心に、様々な科学技術との統合を目指しています。