JIC、みやこ3号ファンドに出資
2023-08-04 10:00:02

産業革新投資機構、みやこ京大イノベーション3号ファンドに20億円出資

産業革新投資機構、みやこ京大イノベーション3号ファンドに20億円出資



2023年、株式会社産業革新投資機構(JIC)は、みやこキャピタル株式会社が運営する「みやこ京大イノベーション3号投資事業有限責任組合(以下、みやこ3号)」に20億円のLP投資を行うことを決定しました。この出資は、日本のアカデミア発スタートアップ支援、特に地方に眠る技術シーズの活用促進を目的としています。

JICの投資戦略とみやこ3号ファンド



JICは、Society 5.0実現に向けた新規事業創出や地方の技術活用を重点投資分野としています。AI、IoT、バイオテクノロジーなど、国際競争力を持つ事業分野への投資を積極的に行っています。みやこ3号は、京都大学と連携し、ライフサイエンス、IT、環境エネルギー分野のディープテック領域に焦点を当てたシード・アーリーステージのスタートアップ支援に特化しています。

JICは、みやこ3号への投資を通じて、アカデミア発スタートアップへのリスクマネー供給を促進し、民間投資の呼び水となることを目指しています。地方のスタートアップエコシステムの活性化にも貢献すると期待されています。

地方創生とアカデミア発イノベーションの促進



日本のアカデミア発スタートアップは、革新的な技術を有するものの、資金調達や事業化に課題を抱えているケースが多くあります。JICは、みやこ3号への出資を通して、そうしたスタートアップへの資金供給を拡大し、その成長を支援します。

みやこキャピタルは、京都大学をはじめとする大学や研究機関との連携を強みとしており、地方に眠る技術シーズの発掘にも積極的に取り組んでいます。みやこ3号では、京都を中心とした地方のスタートアップ支援にも力を入れることで、地方創生にも貢献することが期待されています。

JICの今後の展望



JICは、みやこ3号への投資に加え、機関投資家からの資金調達を支援することで、みやこキャピタルのさらなる成長を促進します。ファンド運用チームの育成や投資戦略の多様化にも取り組むことで、日本のリスクマネーの好循環の創出に貢献していく計画です。

まとめ



JICによるみやこ3号ファンドへの20億円の出資は、日本のアカデミア発スタートアップ支援、地方創生、そしてイノベーション促進にとって大きな一歩となります。JICの積極的な投資戦略とみやこキャピタルの豊富な経験とネットワークが相乗効果を生み出し、日本の産業競争力強化に大きく貢献することが期待されます。今後、みやこ3号ファンドが支援するスタートアップの活躍に注目が集まります。

会社情報

会社名
株式会社産業革新投資機構
住所
東京都港区虎ノ門1-3-1東京虎ノ門グローバルスクエア9階
電話番号

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。