新たなダイエットのカギ「めかぶファースト®」
近年の研究から、新型コロナウイルスの影響を受け、生活習慣病のリスクが高まる中、「めかぶファースト®」なる新しい健康法が注目を集めています。トリトンフーヅと和洋女子大学の多賀准教授との共同研究により、このメソッドがもたらす健康効果が科学的に裏付けられました。
海藻の驚くべき効果
一般的に、食事の前に食べる野菜のことを「ベジタブルファースト」と呼び、栄養士などが推奨してきました。しかし、トリトンフーヅの実験によって、海藻、特にめかぶを食事の前に摂取する「シーベジタブルファースト®」が、血糖値上昇をより効果的に抑制することが示されたのです。この方法では、特に水溶性食物繊維が重要な役割を果たします。
GLP-1の増加とその影響
多賀昌樹准教授との研究によれば、「めかぶファースト®」を実践することで、消化管ホルモンの一種であるGLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)が血中濃度を増加させることが確認されました。このホルモンは食後の満腹感を持続させる効果があり、また食欲を抑制するため、「痩せホルモン」とも呼ばれています。
具体的な研究結果
この研究では、成人女性7名が様々な食事パターンを試みました。75gの白米だけを食べたグループと、白米にめかぶやキャベツを組み合わせたグループに分かれて、GLP-1の濃度を測定しました。その結果、めかぶを摂取したグループは、食後120分までGLP-1の濃度が高く持続し、キャベツを摂取したグループではこの効果が見られませんでした。
健康への期待
めかぶには、食前にパックを一つ食べるだけで血糖値の上昇を抑える力があるため、特に糖尿病や心血管疾患、肥満のリスクを軽減する効果が期待されています。今回の研究結果は、食事から肥満を抑える新たな手法として「めかぶファースト®」を広める動機づけとなるでしょう。
将来の研究に向けて
多賀准教授は、今後の研究を通じて、めかぶの持つ消化管ホルモンの効果をさらに解明し、和食文化の見直しの一環として、海藻の摂取を広めていきたいと考えています。健康促進のための新たな方法として、「めかぶファースト®」の普及は今後も進められる予定です。
株式会社トリトンフーヅについて
トリトンフーヅは、熊本県宇土市に本社を構え、海藻類の加工販売を行っています。代表取締役社長の髙木良樹氏は、「めかぶファースト®」を通じて人々の健康に貢献したいとしています。これからの健康法において、めかぶが持つ可能性はますます高まっています。詳細は
トリトンフーヅの公式サイトをご覧ください。