脱炭素戦略の推進
2025-02-07 15:32:18

アイ・グリッド・ソリューションズと三菱UFJ信託銀行が手を組み新たな脱炭素戦略を展開

株式会社アイ・グリッド・ソリューションズと三菱UFJ信託銀行は、脱炭素社会の実現を目指した協力関係を強化するため、オンサイトPPA(Power Purchase Agreement)事業に関する基本合意契約を締結しました。この契約に基づき、両社は初期事業規模を約50億円とし、分散型発電モデルの推進に向けて迅速に開発を行う計画です。

今回の提携により、アイ・グリッドは流通小売や物流などの企業向けに、初期費用をかけることなく施設の屋根上に太陽光発電所を導入するサービスを急速に拡大させることを目指しています。アイ・グリッドは、これまでに1,113施設、発電容量275MWという優れた実績を持ち、国内のPPAモデル搭載事業のリーダーとしての地位を確立しています。彼らは、再生可能エネルギーの導入を進め、地域の脱炭素化を促進するために必要なソリューションと技術を提供しています。特に Uniqueな「余剰電力循環スキーム」を活用し、自家消費電力比率を大幅に向上させる取り組みが注目されています。

一方で、三菱UFJ信託銀行は、「安心・豊かな社会」を創造する信託銀行としての役割を果たし、様々な社会的な課題解決に取り組んでいます。脱炭素社会の実現に向けて、太陽光発電や再生可能エネルギーに関連する事業への投資を拡大し、その設計や運営にかかわることを目指しています。特に、地域に根ざした発電所の開発に力を入れ、お客様のニーズに応じた多角的な再エネファンドの運用も視野に入れています。

両社の提携は、地域の脱炭素化を具体的に進める「ソーラーアライアンス事業」の重要な一環と位置付けられています。アイ・グリッドの発電開発力と、三菱UFJ信託銀行のファイナンス力を組み合わせることで、短期間に大規模な発電所の開発が可能となり、さらに蓄電池や電気自動車(EV)を組み合わせたGXソリューションのもとで自給自足エネルギーが実現されるでしょう。これにより、自立したエネルギーを利用する持続可能な都市、いわゆるGX Cityの創出を目指します。

両社はそれぞれの役割を担い、アイ・グリッドがPPA事業の運用や太陽光発電システムの保守を行う一方で、三菱UFJ信託銀行はそのストラクチャーを構築し、ファイナンスの提供を行います。また、両社は再生可能エネルギー電力の地産地消を現実のものとし、企業や地域が抱える再エネ自給率向上への挑戦にも積極的に貢献していく方針です。

この取り組みは、単に企業間の協力に留まらず、地域社会全体の持続的な発展を目指す重要なステップとなります。脱炭素化が進む中で、エネルギーのあり方に新たな選択肢が生まれている時代、両社の連携はその潮流の中でも特に注目されています。これからの展開に期待が高まります。


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会社情報

会社名
株式会社アイ・グリッド・ソリューションズ
住所
東京都千代田区麹町三丁目7番地4秩父屋ビル3階
電話番号

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