エジプトの「ニューデルタ計画」が始動
2026年5月17日、株式会社酉島製作所(トリシマ)はエジプトにおいて、農地開発プロジェクト「ニューデルタ計画」の開始を祝う式典に参加しました。この式典は、エジプト史上最大の農地開発プロジェクトの始まりを告げる重要なイベントであり、トリシマの国際展開における重要なステップと位置づけられています。
トリシマが担う重要な役割
式典には、エジプトのアブドルファッターハ・エルシーシ大統領やその他の政府高官が出席し、日本からも駐エジプト日本国大使が参加しました。トリシマからはCOOのアリスター・フレット氏と中東地域ゼネラルマネージャーのアシュラフ・サレフ氏が出席し、同社がこの国家インフラ事業において果たす重要性が高く評価されたことを示しています。
このプロジェクトでは、トリシマが最新の技術を駆使した大型立軸斜流ポンプ49台を供給し、そのポンプは約220万フェダン(約92万ヘクタール)に及ぶ広大な農地の灌漑を支えております。これにより、乾燥した砂漠の地が肥沃な農地に生まれ変わることを目指しています。
エジプト政府の計画
エジプト政府は、農地面積を現在の約4倍、800万フェダン(約336万ヘクタール)に拡大する計画を発表しています。トリシマは、この計画の中核パートナーとして長期的なビジネス展開を行い、同国の食料自給率向上や国民の生活向上に寄与することを目指しています。
アリスター・フレットのコメント
式典に出席したトリシマのCOO、アリスター・フレット氏は「エルシーシ大統領や日本大使と一緒にこの式典に参加でき、私たちの技術が社会にもたらす変革を実感しました。このポンプは、エジプト国民の食料安全保障と生活を支える『命のインフラ』です」と強調しました。
メディアの注目
式典の模様は現地メディアで広く報道され、エジプト政府の公式動画でもトリシマの大型ポンプがフィーチャーされています。このような報道により、トリシマの技術が地域の発展にどう貢献するかが広く知られることとなりました。
新たなサービスセンターの設立
「ニューデルタ計画」の開始に合わせて、トリシマは現地法人「Torishima Service Solutions Egypt Ltd.」を設立し、エジプトのアイン・ソフナにサービスセンターを開設しました。このセンターは、ポンプインフラの保守やメンテナンスを行い、トリシマの経営方針である「長期的なパートナーシップの確立」を具現化するものです。
サステナビリティへの貢献
トリシマは、次世代のポンプ技術とエンジニアリング力を駆使して持続可能な社会の実現を目指します。「ニューデルタ計画」への参加は、地球規模での食料安全保障や水資源管理にどのように貢献できるかを示す例となるでしょう。
お問い合わせ先
株式会社酉島製作所 総務部 コーポレートブランディング課 072-695-0551
会社概要
トリシマは1919年に創業し、上下水道施設や発電所、海水淡水化向けのポンプに強みを持っており、世界100ヶ国以上に製品を提供しています。持続可能な社会を構築するための努力を続けています。