ミライスピーカー、米国AARPのプログラムに初参加し新たな価値創造を目指す！

株式会社サウンドファン（所在地：東京都中央区、代表取締役社長：山地浩）が、米国最大のシニア団体AARPが運営する「AgeTech Collaborative™ Accelerator Program」に日本を本拠とするスタートアップとして初めて参加することが決まったというニュースが伝えられました。このプログラムは、世界中のスタートアップ企業の中から選ばれた企業が集い、高齢者向けのテクノロジーやサービスを提供する企業の成長をサポートすることを目的としています。

AARPとは何か？

AARP（米国退職者協会）は、1958年に設立された非営利かつ非党派の団体で、約3800万人以上の会員を抱える巨大なシニア団体です。この団体は、50歳以上の人々が健康で豊かな生活を送り続けられるよう、医療保険制度の改善や経済的自立のための支援、介護の質向上を目指す政策提言を行ってきました。

AgeTech Collaborative™の役割

AARPが提供する「AgeTech Collaborative™」は、シニア向けの技術革新を推進するためのエコシステムです。ここには、専門家や研究者、企業家が集まり、長寿社会特有の課題を解決するための革新的なアイデアやソリューションが議論されています。その中で、特に注目されるのが「AgeTech Collaborative™ Accelerator Program」です。このプログラムは8週間の期間限定で、選ばれたスタートアップ企業に対して専門家からのサポートを提供し、リソースやネットワーキングの機会を活用できる環境を整えています。

サウンドファンは、このプログラムへの参加によって、米国市場でのさらなる成長機会を探るとともに、AgeTech分野における新たなビジネスの展開を図っています。

サウンドファンの革新技術

サウンドファンが開発した「ミライスピーカー」は、聞こえにくさを解消する新しい技術として注目を集めています。特許技術「曲面サウンド」により、音をより明瞭に届けることが可能になるとされています。この技術によって、特に高齢者の方々がテレビの音声をよりよく理解できるようになり、コミュニケーションの質が向上します。

代表取締役社長の山地浩氏は、「今後も聴こえに困っている方々のニーズに応え、さらなるグローバル展開を進める」と意気込みを語りました。その背景には、2023年より多数のシニアが難聴に悩まされる可能性があるとの世界保健機関（WHO）のデータがあります。

今後の展望

サウンドファンは、米国のシニア市場における競争が激化する中で、AARPのエコシステムに参入したことが大きな意味を持つと認識しています。これによって、さらなるビジネス機会の創出や投資家とのネットワーキングが期待されています。これにより、サウンドファンは「D2C」事業を推進し、新たなステークホルダーとの関係を築くことで、米国における事業展開を強化していく計画です。

日本に本社を置くスタートアップ企業がアメリカのシニア市場においてどのように活躍していくのか、今後の展開が非常に楽しみです。サウンドファンは「サウンドドリブン人間活性業」を企業理念に掲げ、多くの人々が豊かに暮らせるサポートを続けていきます。これからの取り組みが期待されます。