香川ファイブアローズの第20期決算報告
香川ファイブアローズは、2025年9月10日に株主総会を開催し、2024-25シーズンに関する重要な報告を行いました。代表取締役社長の生岡直人氏は、株主やパートナー、ブースターの皆様からの多大な支援に感謝の意を表し、今シーズンの目標について語りました。
過去最高の観客動員数
今回のシーズンでは、ホームゲームにおける平均観客数が1,779名を記録し、昨シーズンよりも100名以上の増加を見せました。生岡社長は「過去最高の熱量を感じたシーズン」と述べ、その成果を喜びました。しかし、競技成績については、目標にしていた「B3優勝」と「B2復帰」を果たすことができず、プレーオフクォーターファイナルで敗退してしまいました。
経営成績の報告
第20期の決算は、売上高が約5.7億円で、昨年度に比べ約1.7億円の増加を果たしました。この増加の要因は、スポンサーからの豊かな支援にあります。特に、ヤマウチ様を含むパートナー企業の数は2025年8月には400社を超え、さらなる成長を遂げました。さらに、ファンクラブやチケット、グッズなど多方面の収益も増加しています。
課題と展望
それに対して、売上原価や販売費、一般管理費の増加が見られましたが、黒字を維持することはできました。生岡氏は「全体的な成長は果たしたものの、改善すべき点が多くある」と述べ、さらなる向上を目指す決意を新たにしました。
2025-26シーズンの目標は「B3優勝」と定め、次代の新リーグ「B.ONE」に向けての試金石と位置付けています。チームは新加入選手とともに、シーズン全体で連携を深め、強化に努めています。
平均入場者数の目標
運営目標も設定されており、平均入場者数を2,000名に引き上げることが掲げられています。あなぶきアリーナ香川でのレギュラーシーズンでは、プロバスケの魅力をさらに浸透させるため、パートナー企業との関係を深めることが重要視されています。
地域活性化に向けた取り組み
観客動員の増加は県外からのファンにも広がりつつあり、「香川に行きたい」と思っていただけるクラブ作りが進められています。今シーズンも香川県の地域活性化に貢献するクラブとして、ファイブアローズは挑戦を続けます。
引き続き、熱心な応援をお願い致します。香川ファイブアローズと共に、地域の期待に応えていきましょう。
このように、香川ファイブアローズは新しいシーズンのスタートを迎えています。経営成績の向上と共に、各種活動を充実させ、地元の皆さんと共にプロバスケの熱狂を届けていく姿勢は、まさに昨年以上の成長を目指しています。