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誰でもメディアになれる時代、求められる「伝える」力

テクノロジーの進化によって、誰もが発信者となり得る時代。メディア企業だけでなく、個人が自身の問題意識を社会に問いかけることが容易になりました。しかし、その一方で、情報発信の質や倫理、そしてメディアリテラシーの重要性も改めて問われています。

「デジタル・ジャーナリスト育成機構(D-JEDI)」は、こうした状況の中、元新聞記者やテレビ局員など、伝統的なメディア出身でデジタルメディアでの経験も積んだ5名の理事によって設立されました。

伝統と革新、学びと実践の場

D-JEDIでは、伝統的なメディアとデジタルメディア、両方の経験を持つ理事たちが、情報発信の技術や理念を体系的に学び、実践できる場を提供します。

従来のメディアでは、インターネットに関する基礎知識や技術を学ぶ機会が少ない一方で、デジタルメディアでは、取材や報道の技術や理念を体系的に学ぶことが不足しているのが現状です。D-JEDIは、こうした両方の課題を解決し、変化の激しい情報発信の現場に対応できる人材育成を目指します。

広がる「伝える」可能性

D-JEDIは、発信のプロを目指す記者や編集者だけでなく、ブログや動画など個人で発信する人、企業のオウンドメディアに関わる人など、あらゆる人に開かれた場です。

毎月開催されるオンラインセミナーや、年数回開催予定のイベント、企業内研修を通じて、デジタル時代の情報発信に必要なスキルや倫理を学び、実践することができます。

ジャーナリズムの未来を考える

D-JEDIの設立会見と記念シンポジウムは、9月4日(日)にnote place(渋谷区神宮前)にて開催されます。参加費は無料です。

シンポジウムでは、「ジャーナリズムの再構築とメディアのDX」「現場取材を誰がどう担うか」といったテーマで、ジャーナリストやメディア関係者らが活発な議論を展開します。

D-JEDIは、多様な人々が集い、学び合い、議論し、そして共に未来のジャーナリズムを創造していく場を目指しています。

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