東京で体験する長野の森「赤松之森」展
この秋、東京の元映画館で特別な展示が行われます。その名も「森の体験展示『赤松之森』」。本展示は2023年11月11日から11月19日までの期間、長野県・伊那谷の赤松の森をテーマに、参加者に多様な角度から森を感じてもらえるイベントです。
森とモノの始まり
「いい森」について考えるこの展示では、赤松の森を再現し、実際の体験を通じて森との関わりを見つめ直します。長野の豊かな自然を東京へ持ち込むことで、訪れた人々はリラックスし、森の雰囲気を楽しむことができます。
展示のメインとなる「赤松之森」では、元映画館の広い空間に、実際の赤松を用いてインスタレーションが形成されます。これにより、普段の環境から離れた特別な空間が提供され、鑑賞者は視覚的なだけではなく、感覚的にも森を体験できます。
トンネルで森へ
展示の進む道には「tunnel」と呼ばれるトンネルがあります。このトンネルは都市生活者と自然の間をつなぐ重要な媒介物となっており、参加者はここを通ることで都市の喧騒から少し離れ、森に思いをはせることができます。トンネルを抜けると、いよいよ赤松の森が待っています。
多様な赤松プロダクトの展示
さらに、その他のエリアでは赤松を素材とした様々なプロダクトも展示されます。家具、クラフトビール、シャンプーなど、多岐にわたる商品が並び、赤松の魅力を余すところなく体感できるでしょう。
参加型の展示もあり、音楽家・立石剛氏による「森を鳴らす。」という音のインスタレーションでは、来場者が参加し、グラスハープの音色を響かせるワークショップも行われます。この体験は、自然と音楽の一体感を感じる機会となるでしょう。
環境意識と未来
近年、企業が環境問題に取り組む姿勢が高まっており、再生可能な国産材を使用する重要性も増しています。この展示を通じて、長野・伊那の自然資源と東京の企業をつなぐ新たなイノベーションが生まれることが期待されています。
このイベントは、ただの展示に留まらず、都市と地方の持続可能な関係性を構築するためのきっかけとなることが目的です。また、「木を推す」という新たな文化の発信も目指しています。赤松に特化した製品の普及を促進することで、森の重要性を広げていく考えです。
詳細情報
展示は東京都荒川区の元映画館「旭ビル」にて行われ、開館時間は11:00から20:00です(11月11日のみ21:00まで)。入場料は500円で、高校生以下は無料です。
みなさんもぜひ、この機会に森の魅力に触れ、心豊かな時間を体験してみてください。公式サイトやSNSで最新情報をチェックして、多くの人とこの素晴らしいイベントを楽しみましょう!
詳細は以下のリンクからご覧ください。
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展示概要
- - 展示名: 森の体験展示『赤松之森』
- - 会期: 2023年11月11日(土)- 11月19日(日)
- - 会場: 東京都荒川区東日暮里3丁目31−18 旭ビル 2F
- - 料金: 一般500円(税込)
- - アクセス: JR常磐線三河島駅より徒歩5分、JR山手線日暮里駅より徒歩15分
この「赤松之森」展示で、森を感じる新たな経験を見つける旅に出掛けてみてはいかがでしょうか。