エネルギー管理の新時代へ、GridBeyondが伊藤篤氏を日本代表に任命

GridBeyondが新たな体制を発表

2025年6月17日、東京。アイルランド・ダブリンに本社を持つエネルギー管理企業、GridBeyondが日本法人のマネージング・ディレクター兼カントリー・マネージャーとして伊藤篤氏を任命したことを発表しました。この新しい運営体制は、同社が日本市場で展開してきた事業の重要なステップとなるでしょう。

GridBeyondの事業展開の歴史

GridBeyondは、国内企業のエネルギー管理ニーズに応えるために、高度なサービスを提供しており、設立から3年で着実に実績を積み上げています。2024年には、横河電機株式会社との業務提携により、AI技術を活用したエネルギープラットフォームの本格導入が予定されています。この技術は、商業施設や工場の電力マネージメントを中心に、多くの分野での可能性を秘めています。

伊藤篤氏の役割とビジョン

電力とIT業界で豊富な経験を持つ伊藤氏は、日本市場における新たな成長をリードしていく存在です。彼は、さらなるイノベーションの促進や国内パートナーとの協力を強化しつつ、エネルギーの柔軟性を増し、信頼性を高めることで、新たな収益源を創造し、お客様の価値向上に努める意向を示しました。

伊藤氏は、次のように述べています。「GridBeyondのプラットフォームは、企業がエネルギーの利用を見直し、安定供給に貢献しつつ、新たな収益機会を模索するための理想的なツールです。私たちの日本チームは、これまでの実績を基にさらなる発展を目指しています。」

スマートエネルギープラットフォームの機能

GridBeyondが提供するスマートエネルギープラットフォームは、エネルギー市場への参入を促し、電力の需給バランスに寄与する統合的なソリューションです。産業体や商業施設、蓄電池の運用を行う事業者に対し、電力市場へのアクセスを容易にすることで、電力価格の変動リスクを軽減します。また、新たな蓄電池プロジェクトに対しても市場での最適運用や市場取引を支援し、収益機会を提供します。

今後の展望

伊藤氏のリーダーシップを受けて、GridBeyondは日本市場においてさらなる取り組みを進めていく考えです。エネルギーの新たな可能性を切り拓くべく、最前線で活躍する姿を期待されており、その道筋を共に歩むお客様との更なる関係構築に注力していくでしょう。

GridBeyondについて

GridBeyondは、デマンドレスポンスを含むエネルギー最適化サービスや分散型エネルギーリソースの管理を手掛ける、グローバルなエネルギーソリューション会社です。彼らは人工知能やデータサイエンスを活用し、脱炭素経営や新たな収益源の開発、運営管理の改善に寄与するサービスを提供しています。プラットフォームはアイルランド、イギリス、アメリカ、オーストラリアの世界900以上の施設で実績を重ねており、地域ごとのエネルギー事情に応じたサポートを行っています。

会社情報