「FCC災害用キッチンカー基金」公募助成の第2回募集がスタート
日本フィランソロピック財団は、災害時における支援を目的に「FCC災害用キッチンカー基金」の第2回の公募を始めました。この助成プログラムは、地域社会への災害時の対応能力を強化するための重要な取り組みです。
公募概要
2025年1月31日から開始され、締切は2025年3月21日まで。助成対象として「普及・啓発支援プログラム」と「車両活用支援プログラム」が設けられています。各プログラムは異なる目的を持ち、団体に対し助成金を支給します。
普及・啓発支援プログラム
このプログラムは、災害用キッチンカーの国内での普及と啓発活動に関連する事業が対象です。具体的には、以下の要件を満たす団体が対象となります。
- - 法人または任意団体であること(営利目的の組織は非営利事業のみ対象)
- - 日本国内に活動拠点を持つこと
- - 過去2年以上の活動実績を有すること
助成金額は、1団体あたり上限100万円、発災時の出動に対する助成も同様の上限が設けられ、採択予定団体は5~7団体程度です。この事業は2025年6月から2026年5月までの期間で実施されます。
車両活用支援プログラム
こちらは、特定非営利活動法人や社団法人、財団法人といった非営利団体を対象に、東海・北陸地方の7県での災害時に出動可能なキッチンカーの購入や整備、平時の活用事業を支援するものです。
- - 対象となる団体は、国内に拠点があり、2年以上の活動実績が必要です。
- - 助成金額は1団体あたり上限600万円で、車両購入や整備、活用事業に対しては上限500万円、発災時の出動には上限100万円が設けられています。
このプログラムも、2025年6月から2026年5月までの期間に実施され、採択結果通知は2025年5月下旬を予定しています。
応募方法
応募は、各プログラムにおいて指定された要項をしっかり確認し、必要書類を準備することが求められます。申請は助成電子申請システムの「Graain」を通じて行う必要があり、郵送やメールでの提出は受け付けられないため注意が必要です。
公益財団法人日本フィランソロピック財団について
この財団は、2020年に設立され、社会貢献事業への資金提供を目的として活動しています。寄付を募り、助成や奨学金を通じて社会の発展に寄与しています。これからの日本における災害対策の重要性を考え、この取り組みがより多くの団体に広がることを期待しています。
詳細については、以下のリンクから募集要項と応募用紙をダウンロードできます。
お問い合わせ
お問い合わせは、当財団の代表メールアドレスにお願いいたします。代表メールアドレスは、info(アットマーク)np-foundation.or.jpです。