Hacobuが物流効率化に向けた新機能を発表
株式会社Hacobu(本社:東京都港区)は、配車受発注・管理サービス「MOVO Vista」に新たにQRコードを活用した機能を導入しました。この機能により、運送事業者が実運送情報を簡単に収集・管理できるようになり、業務の効率化が期待されます。
新機能の背景に迫る
貨物自動車運送事業法の改正により、2025年4月から元請事業者は「実運送体制管理簿」を作成することが義務づけられます。この管理簿には、運送事業者の名称や請負階層といった実運送情報が記載される必要がありますが、元請事業者には効率的な情報収集体制が求められています。この改正に伴い、従来のFAXやメールでのやり取りでは不十分という声が多く聞かれるようになりました。
そのため、HacobuはQRコード付き配送依頼書機能を開発し、元請事業者が実運送情報を効率的に収集できるよう支援しています。この機能はただの情報収集だけでなく、業務のコスト削減やデータの正確な把握、さらに配送業務全体の可視化を推進することを目的としています。
MOVO Vistaの特徴と利点
MOVO Vistaは、荷主企業と運送事業者の間で行われる配送案件をシームレスに管理できる物流DXサービスです。このシステムを導入することで、電話やFAXでのやり取りが減少し、大幅な業務効率の向上が見込まれます。
特に、QRコードによる情報収集は非常にシンプルです。配送依頼書にQRコードを追加することで、運送事業者はアカウント登録なしで必要な実運送情報を簡単に登録できます。これにより、PC操作に不安がある協力会社や、新規の協力会社でもスムーズに利用できるのが大きな魅力です。
従来通りのFAXやメールでの運用を維持しつつ、必要なデータのみをQRコードで収集することが可能となるため、利用者はストレスフリーに業務を進めることができます。
物流業界の課題に挑むHacobuの姿勢
Hacobuは、物流業界が抱える様々な課題に対して、データの力を活用し、実効性のある解決策を提供してきました。新しいQRコード機能も、その一環として顧客の声を反映した結果と言えるでしょう。Hacobuは今後も、物流の効率化を目指して機能を拡充し続ける姿勢を示しています。
公式サイトで詳細を確認
Hacobuの提供するMOVOシリーズについて詳しく知りたい方は、公式ウェブサイトをご覧ください。最新の物流管理ソリューションやDXコンサルティングの情報が提供されています。
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Hacobuは、物流業界に新たな風を吹き込む存在として、今後も注目されるでしょう。