ドラマ『もしも世界に「レンアイ」がなかったら』に注目!
恋愛が存在しない世界を舞台にした新たなドラマ、『もしも世界に「レンアイ」がなかったら』が注目されています。この作品は、恋愛ウェブメディアでの連載を経て生まれたコミックが原作です。この独特の設定が、視聴者の心を捉えています。
主演には島崎遥香が選ばれ、彼女が演じる乙葉は、恋愛を自覚し葛藤するキャラクター。乙葉とは異なり、恋愛感情を隠しながら生きるハレ役にはISSEIが起用されています。これまで多くの作品を手がけてきた作家のヤチナツが原作を務め、彼女の鋭い視点でアラサー女性の心情が描かれています。監督は、数々のヒットドラマを手がける今和紀が担当し、脚本には児玉雨子が初めて脚本を執筆しました。
このドラマは、毎週木曜日の深夜0時58分から、CBCテレビの「ドラマトリップ」枠で放送される予定となっており、地上波放送後にはTVerでの見逃し配信も行われるため、多くの視聴者が楽しむことができるでしょう。
エンディング曲に新進気鋭のアーティストたちが結集
特に注目すべき点は、各話のエンディングに独自の楽曲が使用されることです。このエンディング主題歌は、毎回異なるアーティストが書き下ろした新曲で構成されており、6組のアーティストが参加しています。物語の登場人物の心情に密接に寄り添った楽曲が提供され、より深いドラマ体験が期待されます。
参加アーティストには、福岡出身のシンガーRan、熊本のシンガーCaity、実力派バンドリアクション ザ ブッタ、シンガーソングライター夜々、4ピースバンドchef's、そしてshallmの楽曲が登場します。それぞれのアーティストが、若者に共感できるテーマを描いた楽曲を制作しており、物語とのリンクが深くなっています。
Ranの楽曲「なんでもない人」は、主人公・乙葉の感情を代弁するように作られ、恋愛の難しさを表現しています。同様にCaityの「違う世界に生まれた僕ら」は、希望と届かない想いをテーマにした作品です。ドラマの中で展開されるさまざまな感情に寄り添う楽曲が流れることで、視聴者はより一層物語に没入できることでしょう。
リアクション ザ ブッタの「常夜灯」は、恋愛の枠組みを捉えつつ、少数派の居場所を考慮した楽曲。夜々の「Let go」は、自分を偽らず生きることの重要性を伝えます。また、chef'sの「メイブルー」は、乙葉の心情に寄り添った作品で、shallmの「コンビニアイス」は、孤独感を軽やかに表現しています。
視聴者の声と期待
ドラマの放送に先立って、AWAでは関連するプレイリストも公開されるようです。島崎遥香やISSEIなどのキャストがセレクトした楽曲も楽しむことができ、音楽とドラマが交わる新たな体験を提供します。
このドラマは、普通とは異なる恋愛観を通じて人々の心に響く作品となることが期待されており、広がる新たなストーリーにぜひご注目ください。7月からの放送が待ち遠しいですね!