建設現場の安全管理を革新する「Arch安全セーフティ」
株式会社Archが開発した「Arch安全セーフティ」が、国土交通省が運用する新技術情報提供システム「NETIS」に登録されることとなりました。この登録により、Archは建設現場の安全管理におけるデジタル化をさらに推進し、顧客の新技術提案を支援していくことを目指しています。
NETISとは
NETIS(New Technology Information System)は、国土交通省が提供する新技術の情報データベースであり、公共工事での新技術の普及を目指しています。このシステムは、2001年度から一般に公開されており、誰でもアクセスして新技術に関する情報を得ることができます。掲載される技術は施工性や経済性、安全性に優れていると評価され、公共工事の発注や評価にも利用されるため、採用促進の役割を果たしています。
NETIS登録の詳細
- - 登録番号: KT-250020-A
- - 技術名称: 建設機械QRコード点検システム「Arch安全セーフティ」
- - 掲載URL: NETIS登録ページ
「Arch安全セーフティ」の概要
「Arch安全セーフティ」は、人手不足や新しい時間外労働規制が導入されたことを受けて、建設現場の安全管理をデジタル化するサービスです。これにより、従来の手書きによる管理業務をデジタル化し、現場監督の負担を軽減しようとしています。デジタル化は業務の効率化及び無駄削減に直結します。
主な機能と特徴
1.
デジタル点検の実施: 機械や足場の始業前検査および月例点検をデジタル化し、記録のペーパーレス化を実現。このプロセスはより効率的で、環境にも優しいものです。
2.
作業計画書のデジタル作成: 安全な作業の実施に欠かせない作業計画書を電子的に作成し、関係者への配布もスムーズに行える体制を整えます。
3.
書類申請のデジタル化: 各種安全関連の書類申請作業をデジタルに移行することで、手続きの時間と負担を大幅に削減します。
このように「Arch安全セーフティ」は、建設現場のデジタル化を促進し、従業員の安全と健康を守る新しいアプローチを提案しています。
株式会社Archの会社概要
- - 設立: 2021年9月28日
- - 所在地: 大阪府大阪市北区曾根崎新地一丁目13番22号 御堂筋フロントタワー
- - 代表者: 代表取締役 松枝直
- - 事業内容: 建設業の現場業務を支援するクラウドサービスの提供、関連システムの設計及び開発、運用保守
- - 資本金: 100,000,000円
- - URL: 株式会社Archの公式サイト
「Arch安全セーフティ」がもたらす新技術の導入は、建設業界にとって大きな変革の一歩となることでしょう。これからの展開に期待が寄せられます。