大阪で韓国の伝統芸能「パンソリ」の合唱公演が実現！

大阪で進化したパンソリが響く！

韓国の伝統的なパフォーマンスアート「パンソリ」が、大阪で新しい風を吹き込む公演を迎えます。2024年11月9日、大阪韓国文化院で行われる「全州パンソリ合唱団」による公演は、日本初の試みとして注目されています。このイベントでは、一人芝居としての従来のパンソリから発展した「パンソリ合唱」が披露されます。

全州パンソリ合唱団の魅力

全州パンソリ合唱団は、2006年に設立され、以来伝統的なパンソリを現代にふさわしく再創作する活動を続けています。合唱という新しいスタイルを生み出し、韓国全州地域の文化を国内外に広めることを目的としています。彼らは独唱との融合を通じて、従来のスタイルだけではなく、多岐にわたる音楽的表現を探求し続けています。

この公演では様々な作詞家、作曲家による新作曲が披露され、パンソリの魅力が一層深まります。演目には、パンソリの名曲や現代の作品が組み込まれており、観客たちは著名な韓国の伝統音楽を生で体感できるチャンスです。

文化院の新たなスタート

大阪韓国文化院は、9月30日から新しい建物に移転し、初めての公演となるこのイベントを通じて、より多くの人々に韓国の文化を知ってもらうことを目指しています。院長の金蕙穗氏は、「パンソリは難解だと思われがちですが、合唱形式を通じて、より多くの方々に親しんでいただけることを願っています」と語っています。

この公演には、各ステージでの合唱に加え、参加者たちがパンソリの持つ情緒に触れられるような新しいアプローチが期待されます。