身体に優しい脳外科手術の魅力を解説する公開講座が開催

脳外科手術の新時代を切り開く公開講座

2025年1月31日、大阪市北区のi-Mall内にあるヘルシーカフェ「さくらテラス」にて、医療法人医誠会主催の第200回ホロニクス公開医学講座が開催されます。今回は「身体にやさしいカテーテル治療切らない脳外科手術とは」というテーマで、最新の脳血管内治療について深く掘り下げます。

開頭手術のイメージを覆す治療法

脳外科手術と聞くと、多くの人が「大きな手術」とイメージするでしょう。しかし、近年の技術進化により、脳の手術は安全性が飛躍的に向上しています。240年以上の歴史を持つ開頭手術は、今や定義が変わり、その代替として脳血管内治療が特に注目されています。

この講座では、医誠会国際総合病院の脳神経外科医、石原正浩医師を講師に迎え、脳動脈瘤や脳梗塞をはじめとしたさまざまな脳疾患に対応するカテーテル治療の有用性や安全性について説明します。この治療法は、患者の身体的負担を軽減し、快復を促進する新たな選択肢となるでしょう。

参加者の疑問にも答えるセッション

本講座では、参加者が講師に直接質問できる質疑応答コーナーも設けています。手術に関する悩みや疑問を、その場で解消できる貴重な機会です。予約は不要で、どなたでも参加が可能ですので、興味のある方はぜひお越しください。

医療法人医誠会のビジョン

医療法人医誠会は、大阪市で1979年に設立され、現在では全国に病院やクリニック、介護施設を運営しています。医誠会国際総合病院は、47の診療科と1,893名の職員を擁しており、低侵襲治療や先進的な医療提供に取り組んでいます。

特に、高度な救急医療体制を整えており、24時間365日体制で救急患者を受け入れる準備をしています。医療法人の努力により、令和3年度の救急搬送件数は大阪府で第1位、全国で第10位という実績も誇っています。これは、「断らない救急」「待たせない救急」というスローガンの下、さまざまな医療サービスを提供する姿勢の賜物です。