Steamの日本市場に関する調査レポート
株式会社CARTA HOLDINGSのグループ会社であるCARTA ZEROと、国内最大級のゲーム情報サイトを運営するLighthouse Studioが共同で、PCゲームプラットフォーム「Steam」の日本市場に関する詳細な調査を行いました。この調査は、Steamの利用実態やユーザーの行動特性、消費動向を明らかにすることを目的としており、興味深い結果が多数得られました。
調査の概要
調査は2025年6月4日から7月8日までの期間にオンラインアンケートを通じて実施されました。対象者は、全国47都道府県に住む、直近3か月以内にSteamをプレイしたことがある10-40代の男女248人。全体サンプルは15,829人にのぼります。
認知度と利用経験の実態
調査結果では、一一般層におけるSteamの認知率が13.3%であることが分かりました。また、利用経験者は6.2%にとどまり、特に男性や10-30代の若者においては利用率が高いという傾向が見られました。これに対し、Steam利用者の約6割が「週1回以上」ゲームをプレイしており、多くのユーザーが頻繁に利用していることが示されています。
ユーザーのプレイ頻度
調査によると、直近3か月でSteamを利用したユーザーの約82.3%が平日にプレイしており、休日は94.4%がゲームを楽しんでいることが確認されました。特に男性30-40代は長時間にわたりゲームをしている傾向があり、平日でも多くのユーザーが連日プレイを続けています。
課金額と購入決定の要因
興味深いことに、Steam利用者の中には年間3万円以上を購入または課金に費やすユーザーが12.5%にのぼることも判明しました。また、購入時に重視する情報源としては「実況・レビュー動画」が36.7%を占め、続いて「ゲーム専門メディアサイト」と「ライブ配信」が各26.2%の支持を得ていることも分かっています。
調査結果の意義
この調査は、Steamの利用状況やユーザー層の理解を深めるうえで貴重なデータを提供します。特にゲーム業界においては、消費動向やユーザー行動の把握がマーケティング戦略の構築において重要な要素となります。今後のゲームマーケティングや新しいサービス開発の参考となることでしょう。
調査レポートの入手方法
今回の調査結果が詳細に掲載されたホワイトペーパーはCARTA ZEROから無料で入手可能です。ただし、競合企業からの申込はご遠慮いただいています。希望者は、指定のメールアドレスに問い合わせを行ってください。
ホワイトペーパー問い合わせ先:
E-mail:
[email protected]
会社情報
株式会社CARTA ZERO
- - 所在地: 東京都港区虎ノ門2-6-1 虎ノ門ヒルズステーションタワー36F
- - 代表者: 代表取締役CEO 宇佐美 進典
- - 設立: 2011年4月1日
- - 事業内容: デジタルマーケティング支援事業
株式会社Lighthouse Studio
- - 所在地: 東京都港区虎ノ門2-6-1 虎ノ門ヒルズステーションタワー36F
- - 代表者: 代表取締役CEO 加藤 友幸
- - 設立: 2017年11月1日
- - 事業内容: ゲーム情報の提供を行うメディア事業、インフルエンサーマーケティング事業、ならびにゲームに関連する事業。
この調査は、今後のゲームマーケティング戦略を考える上で欠かせない情報として、広く活用されることを期待しています。