食を通じたウェルビーイングの新提案
今回は、株式会社SIGNINGが発表した新しい食活動を提案する『Well-Eating レポート』を紹介します。このレポートは、ただの食事ではなく、日常の食卓を通して、個人や社会がどのようにウェルビーイングを実現できるかという視点から作成されています。SIGNINGの代表取締役社長・牧貴洋氏は、食がもたらす影響の広がりを強調し、「食べることは誰もが毎日行う普遍的な活動であり、その行動が個人や社会に多大な影響を与える」と述べています。
『Well-Eating レポート』の目的
このレポートは、食べることを通して生産者や地域、環境が共に豊かになる関係を築くことを目指しています。「“よく”食べる」という新しい概念を提唱し、何気ない食事の選択がどのように社会や環境、そして自分自身の幸福に寄与するのかをリサーチしています。
概要
- - 調査対象: 男女10~60代の3600サンプル
- - 調査地域: 全国
- - 調査方法: インターネットリサーチ
- - 実施期間: 2024年3月30日~31日
- - 実施機関: 株式会社マクロミル
レポートの結果
レポートでは、以下の5つの点が明らかになりました。
1.
“よく”食べることは、個人の食事を通して全てのプレイヤーが豊かになる活動である。
2.
現代の生活者は自分の食事に満足していない現状。
3.
社会課題を自分の事として捉えるためには、周囲や自分の「きもちよさ」に気づくことが重要。
4.
「Well-Eating」による評価指針は、食に関連したソーシャルアジェンダを解決する新しい指針となる。
5.
自分が「きもちよく」食べることで、周囲や社会も豊かになる。
ウェルビーイングの本質
本レポートは、未来の地球のために「自分のきもちよさ」を大切にする姿勢が重要であると教えてくれます。食を通じて社会に貢献するためには、義務感ではなく、まず自らがウェルビーイングであることが大切です。美味しさや温かさを周囲と共有することで、少しでも未来の社会を豊かにできる可能性が広がるとのこと。
SIGNINGでは、食を媒介としながら新たな価値やソリューションを提供し続けており、その一環として本レポートを発表しました。生活者が日々の食卓で「きもちよく」食べることが、将来的にウェルビーイングな社会を築く一歩となるでしょう。
会社情報
株式会社SIGNINGは、ビジネスの課題と社会の課題を同時に解決するソリューションを提案するソーシャルビジネススタジオです。所在地は東京都港区、コミュニケーション領域から事業戦略まで幅広く支援を行い、持続可能な成長を目指しています。
詳細なレポートは、
こちらからダウンロードできます。