KDDIが新たな未来人財育成チームを発表
2025年3月3日、KDDI株式会社は、国内最高峰のフォーミュラカーレースである「全日本スーパーフォーミュラ選手権」に新たに参戦するチーム『KDDI TGMGP TGR-DC』を発表しました。このプロジェクトは、次世代を担う人財を育成することを目的としています。
チームの概要
新チーム『KDDI TGMGP TGR-DC』は、以下のメンバーで構成されています。ドライバーは、カーナンバー28の小高一斗選手と、カーナンバー29の平良響選手。リザーブドライバーには野中誠太選手が名を連ねています。また、MORIZO(トヨタ自動車副社長)が企画・監修を行い、監督には片岡龍也氏、オペレーションをTOM'Sが担当しています。レーススタッフはTGM Grand Prixが従事します。
さらに、KDDIのレースアンバサダーには太田麻美、林沙久羅、菊池音羽、石垣果連、友野ゆみ、鈴木南美等が選ばれており、各レースにはこれらの中から4名が参加します。不定期に行われるイベントや情報発信を通じて、ファンとのコミュニケーションを強化することが期待されます。
コミュニケーションツール
特に注目すべきは、KDDI TGMGP TGR-DCが公式に設けた様々なコミュニケーションツールです。公式ホームページや各種SNSプラットフォーム(Instagram、X、Facebook)を通じて、ファンとの結びつきをさらに強める取り組みが行われます。
公式ホームページ
キッズピットツアー
KDDIは「誰もが思いを実現できる社会をつくる」という理念のもと、『KDDI TGMGP TGR-DC』を通じて、未来を担う子供たちへの支援を強化しています。その一環として、全レースにおいて『キッズピットツアー』を開催します。参加は観戦券またはパドックパスを持つ方に限られますが、子供たちがスタッフから説明を受ける貴重な機会が提供される予定です。このプログラムは公式ホームページやSNSで随時告知されるため、ファンは要チェックです。
KDDIのモータースポーツへの取り組み
KDDIは2016年からモータースポーツに注力し、SUPER GT「TGR TEAM au TOM'S」のスポンサーとして活動してきました。現地ファンシートやドライバー出演のファン感謝祭等のイベントを通じて、ファンとの親密な関係を築くことに注力しています。さらに、レース分析用インフラを整備するなど、技術面からチームを支援する取り組みも行っています。
また、KDDIはFIA世界ラリー選手権(WRC)の日本ラウンドを含む多様なモータースポーツイベントにも関与し、日本国内のモータースポーツの発展に寄与していく予定です。KDDIのこれからの取り組みに注目です。