プロバイオティクスの新著
2021-02-23 14:00:02
古賀泰裕氏が語るプロバイオティクスの魅力と未来
プロバイオティクスの新たな扉を開ける
2021年2月27日、古賀泰裕氏の新著『プロバイオティクス物語』が全国で発売される。プロバイオティクスとは、腸内の常在細菌のバランスを改善し、動物に様々な有益な効果をもたらす生きた微生物のことを指す。この新刊は、プロバイオティクスの専門家である古賀氏自身の経験を基に、プロバイオティクスの驚くべき生い立ちやその重要性について深く掘り下げている。
プロバイオティクスの歴史
古賀氏は、本書を通じてプロバイオティクスの歴史的背景に触れる。特に、メチニコフによる初期の研究や、現代プロバイオティクス学の発展を追っている。この観点から、読者はプロバイオティクスがどのように進化してきたのかを理解できるだろう。
現代におけるプロバイオティクスの重要性
ウイルス感染症の増加や慢性的な病気が問題視される現代において、プロバイオティクスの役割がますます重要になってきている。古賀氏は、ピロリ菌やアレルギー、歯周病、便秘、さらには肥満に対するプロバイオティクスの効果とそのメカニズムについて詳細に説明する。また、なぜ今プロバイオティクスが必要不可欠なのか、その理由を明確に示している。
プレバイオティクスとの関係
さらに本書では、プロバイオティクスの弱点を補完するプレバイオティクスについても取り上げられている。オリゴ糖や善玉菌のビフィズス菌、酪酸産生菌について説明し、これらがどのように相乗効果をもたらすのかを解説している。特に、コロナ禍において免疫を強化するためのヒントが得られる内容だ。
著者のプロフィール
著者の古賀泰裕氏は、日本プロバイオティクス学会の理事長であり、医学博士の資格を持つ名医である。九州大学医学部を卒業し、多くの研究を重ねてきた氏の専門性は非常に高く、その知識と経験を基に本書は構成されている。
書籍の詳細
『プロバイオティクス物語』は全176ページ、定価は1,430円(税込)で、ISBN978-4-620-32673-3として出版される。この書籍は、専門的な内容を分かりやすく解説しているため、プロバイオティクスに興味を持つ全ての人にとって必読の一冊となるだろう。
発売情報
書籍は、2021年2月27日より全国の書店で順次発売される予定である。ただし、地域によっては発売が遅れる場合があるので注意が必要だ。指導的な内容と豊富な情報を盛り込んだこの本を手に取り、腸内フローラの重要性を再認識してみてはいかがだろうか。
会社情報
- 会社名
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毎日新聞出版株式会社
- 住所
- 東京都千代田区九段南1丁目6番17号 千代田会館5階
- 電話番号
-
03-6265-6731